エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

春めいて

2012年03月04日 | グルメ
春めいて来たと言うのに、梅もまだ咲き揃わぬ。
風が光った土曜日である。



白梅。
ここの梅林では、全く咲いていない樹も多い。



紅梅は、他の場所でかなりの咲き具合であると言うのに、この梅林ではまだまだである。
寂しい咲き方である。




      梅もまだ咲き揃わぬが上着脱ぐ        野 人






公園の池である。
鴨が飛来してきている。

間もなくシベリアに帰るのだと思う。
水が温んできている。



しっかりと水を掻いている。



仲間内で誼を通じている。
語らいつつ、帰るタイミングを諮っているのだろうと推測する。

前にもこっそりと教えたのだけれど、公園内のパンやさんで昼飯としたのであった。



名前は、おいしいパン屋さん「パークス」である。
ふむ!



公園の銀杏並木を望みつつ、ベンチに陣取った。



炭酸小僧のぼくであるから、炭酸飲料は欠かせない。

買ったパンは3種。



カレーパン。
久しぶりに買えたカレーパンである。



中辛のカレーである。
ここのカレーパンは、揚がって店に出されるや否や売り切れる。
タイミングが合わないと買えない程の評判第一の菓子パンである。



次いで、アップル・パイである。
外側は、まことにパリパリで歯ごたえがあって感触が楽しめるのである。



アップルは適度な甘さと柔らかさで、その硬軟のハーモニーは楽しいのである。
林檎のしゃりしゃり感が嫌いだと言う方でも美味しく食べられるのである。



次いで、長いコロッケパンである。
ジャガイモが旨いのである。

地産地消であると思うのであるけれど、ここ練馬の農業は豊かである。
ジャガイモの甘さがパンの生地を引き立てている。



そして、長~い。
食べ応え十分。
初めて食べたのであった。

おそらく新しいメニューである。
最後の一個であった。

とまれ、全てが揚げたて焼き立てであった。
ハフハフ言いながら頂いたのであった。




      風光るのんどの汗の甘さかな         野 人




暖かい風を感じつつ、パンを食べきった。
鴨がしきりに羽ばたいている。

それも春の音である。





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      荒 野人


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ripple)
2012-03-04 11:04:32
梅まつりが
とうに終わった
梅ヶ丘
いまやっと
三分咲き

小田急線梅ヶ丘の羽根木公園は2月26日に
梅まつりが終わりましたが、期間中は
ほとんど蕾でした。寒い年ですね。
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