我が家のニオイスミレが、目を楽しませてくれる。
仄かなすみれ色、である。
否、むしろ白に近い。
昨年買い求めた鉢植えなのである。
二鉢のうち、この一鉢が生き残ってくれたのだ。
楚々として野である。
野の匂いを周囲に漂わせてくれる。
野に誘う・・・そういっても良いだろう。
「生きるてふニオイスミレの野山かな」
こんなにも愛おしいのは何故だろうか。
生きる事の情念を、優しく包むからであろうか。
ニオイスミレは、淡淡としているけれど逞しいのである。
ぼくたちは、こうした小さな植物からもエネルギーを頂いている。
生きる事は素晴らしい。
荒 野人
仄かなすみれ色、である。
否、むしろ白に近い。
昨年買い求めた鉢植えなのである。
二鉢のうち、この一鉢が生き残ってくれたのだ。
楚々として野である。
野の匂いを周囲に漂わせてくれる。
野に誘う・・・そういっても良いだろう。
「生きるてふニオイスミレの野山かな」
こんなにも愛おしいのは何故だろうか。
生きる事の情念を、優しく包むからであろうか。
ニオイスミレは、淡淡としているけれど逞しいのである。
ぼくたちは、こうした小さな植物からもエネルギーを頂いている。
生きる事は素晴らしい。
荒 野人