エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

秋立つ

2014年08月12日 | ポエム
台風一過の晴天だけれど、風が強い一日であった。
けれども、確実に秋だ。



10日は、旧盆の一日でもある。
昨年、迎え火を焚いた老婦人。
今年は姿を現さない・・・体調でも崩したのだろうか。

わが身を振り返って、心配である。
もう、日常の所作が心許なくなってきている。
齢を重ねてしまっている。







「台風の残滓かすかなちぎれ雲」







昨日は、孫と付き合って豊島園のプールであった。
多聞に洩れず仮設のテントを設営する。
我が家は、コールマンのかなりがっしりしたものだ。

それでも、風で持っていかれそうになった。
台風の残滓とも言うべき風があったのだ。



だがしかし秋が感じられる一日であった。
この一週間ほどで、暑さも一つの峠を越えるだろう・・・と期待する。

温暖化の天体がその期待を裏切るだろうか?
しかし裏切られても、仕方がない。

そうしてしまったのは、ぼくたち人類だからだ。




          荒 野人


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1 コメント

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 (さとうまさこ)
2014-08-12 18:28:31
雲は本当にいろいろに変化します。まるで万華鏡の中身のように、何千年でも二度と同じ模様はないのかもと思ったり。それにしても、遊園地のプールサイドでテントをお持ちになるんですね。
最近では、紫外線が悪玉ですから当然ですね。
お孫さんとプール遊びがおできになるし、素敵な俳句や写真もアップされているし、それでも『衰え』を思われるのですね。人ごとではありませんが。
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