エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

昨日と今日

2015年09月03日 | ポエム
昨日と今日・・・暑さが戻って来たのだけれど、当分の間雨模様の予報である。
残暑と云って良いだろう。
ジメジメとしている。

手術の傷跡が、なかなか乾いてくれない。
かてて加えて、胸骨を断ち切ったその痛みが収まらない。

さて、病院に持参した本数冊を紹介しよう。
「歳時記・夏」「季寄せ」いずれも角川書店のもの。



退院後、ぼくの手元の歳時記は「秋」バージョンになっている。



この「季寄せ」は、最近リリースされた。
使い勝手の良い一冊である。

更に・・。



遠藤周作の小説「深い河」。



西脇順三郎詩集の「アンソロジー」一冊。



尾崎放哉と種田山頭火の評伝。
二人の生き様が鮮烈に描かれた一冊である。

術前に、西脇の詩集以外は読破した。

それぞれの本の脇に控えているのは、孫娘二人の代理でぼくを見守ってくれたレッサーパンダのぬいぐるみである。
ずっと、ぼくを見守ってくれた。

今日、ニュースでぼくの入院した病院の「心臓血管外科」の病棟とオペの様子が流れていた。
天皇の主治医で著名な、ゴッドハンドである。

ぼくの主治医もこのドクターであった。
執刀医は、この神の系譜に連なるドクター。
新しい命を授かった。



秋隣神の系譜の執刀医



ぼくの命の鼓動は、乱れることなく刻まれている。




        荒 野人


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1 コメント

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Unknown (リプル)
2015-09-04 12:55:38
大きな手術をされていたのですね。
それにしてもゴッドハンドとは幸運
でしたね。
新しい命を授かった、とありますが、
本当ですね。エピローグは続きますね。
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