酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

SH13Cのバッテリードレイン現象の確定

2012-08-07 22:13:06 | 技術系
ウチのスマホもどきは、IIJという会社のドコモXi回線のSIMを使っている。
仮想移動体通信事業者(いわゆるMVNO)っつーやつだ。
前にも書いたが、低速なら月950円、高速ならSIM3枚で月2950円。
月に6000円くらいは払っているスマホ持ちの人と比べると、ちょうど嫁さんと私の分あわせてもおつりがくる。
まぁ、貧乏ってことで。

ところが、このMVNO通信専用SIMは困ったことが起きる。
ひとつはグローバルスマホでよく知られたセルスタンバイ問題。
通信は支障ないのに、スマホが「圏外」だと判断し、延々と電波を探し続ける。
するとフルパワーでバッテリーを消耗してしまうのである。
バッテリーの詳細で見ると、全部が「圏外の時間」となっている。
ちまたで色々対策が行われており、ほぼ解決できたと思われる。

もうひとつは「スリープなし」問題。
まさに私のSH13Cに発生しているのがこれである。
アンテナ表示も正常で、バッテリーの詳細でも圏外になることはない。
しかし、電話のかけられない通信SIMにもかかわらず「電話」が90%以上のバッテリー使用となってしまうのである。
その間、画面が消えてもスリープに移行せず、延々「電話」が動作している状況となる。
ちなみに何もしないと電池消耗率は1時間10%にも及ぶ。
この前からアプリを凍結だのなんだのは、この電池消耗を抑える苦肉の策だったのである。
なんのかんの気を使い、1時間3%以下に持っていくことの目途は立ったので、やっと気軽に「スマホ」を活用しようという気になったのだが。

で、結局・・・あきらめた。

どうも、SH13C(というかスリープ時に5%毎時も消費するようなスマホは同様)は、FOMA通信を確立するのに、パケットデータ回線ではなく、音声回線(正確にはSMSセンターとの接続)を確認フラグにしているようだ。
よって、SMSが使えない(センターに接続できない)IIJのSIM(イオンSIMでも同じ)では、SH13C側が接続できていないと認識し、SMSセンター接続を繰り返すようなのだ。
よって、圏外ではないが、SMSセンターに電話接続しまくってる状態となる。
他の機種では裏メニューでパケット回線のみを使う設定にできるらしいのだが、SH13Cなどのガラスマではそのメニューコードははじかれてしまった。
となるとシステム内部をいじくる必要があり、SH13Cではお手上げなのである。

検証してみたのが下である。

前半が3Gオフ、後半が3Gオン。(WiFiはON、同期やバックグラウンドON)

3Gをオンにすると、ギリギリの対策しても電池消耗率2.5%毎時が限界だった。
しかし、3Gさえ切れば下記のとおり。
ちなみに3Gは切っても、WiFiルータでメールなどPush通信はできている状態である。
つまり、何の努力もなく全てアリアリ状態でこのとおり。

見事なまでに、3G入れた途端にスリープしなくなりバッテリーが急激に消耗するのだ。

なんのことはない。
3G(モバイルネットワーク)を「使わない」にすればすぐに解決!
夜100%に充電したものが朝になっても99%で、今までの無駄な努力はなんだったのだろうと思う。
今後は、職場では3Gオフ、モバイル時に3Gにすることで十分だ。

【ちなみに嫁さんのSO01B、初代Xperiaは無問題だから腹が立つ(^_^;)】
コメント (3)
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