昨夜、帰ってきた嫁さんと娘に水槽を披露。
嫁「ギャー!何これ?鳥肌が立った」
娘「うわっ、キモ!」
『あんた達がウナギ好きだから持って帰ったのに。カバヤキ食べてよ』
「イヤーッ、ムリムリムリムリ・・・」
なんだかなぁ、あれだけウナギウナギ言ってたのにさ。
口から釣り糸出したまま、ウナギは今日も元気に泳いでいる。
釣ったウナギは針を飲み込んでいるから、釣り針を外そうとすればすぐに死んでしまうため、ウナギ釣りは糸から切ることが定説。
今回はある考えで長めの糸を残しているのだ。
さて、この1週間放置するわけにもいかないので、調理を開始するとしよう。
牛が怖い人でもステーキを喜んで喰うように、目の前のヘビみたいなウナギもカバヤキになったら平気で食うんだろう。
〔準備〕
カッターナイフの刃を洗う。
さばくのに手ごろなのはカッターナイフ。
それも新品の刃じゃないと脂ですぐ切れなくなるから注意。
さて、ウナギを水槽から取り出す。
釣り糸を割りばしで掴めば、ウナギが釣れるという仕組みだ。
(このために長い糸を残したのだ)
ところが・・・
ウナギの生命力おそるべし、糸を引っ張ったら針を吐きだした。
その後が悲惨。
ウナギを水槽からタオルで掴んで出したが、ヌルリと滑って床に落としてしまい、大格闘する羽目になった。
さて、ウナギをさばくには木の板に釘で止めるのが王道だ。
しかしウチには木のまな板も丁度いい釘もない。
〔物がなかったら、頭を使って知識で乗り越えろ〕
これが私のモットーである。
ウナギやアナゴのヌルヌルはたんぱく質である。
(粘液や血液は毒があり、目に入ったりすると危険)
たんぱく凝固の方法はいくつかあり、熱・酸・アルコールが有力候補だ。
つまり、「熱湯をかける」「酢につける」「アルコールを噴霧する」
今回は「魔法の薬:熱湯をかける」を選択。
実は、ボウルにザルをかぶせ、上からヤカンで熱湯をかけたのだが・・・
大失敗。
ウナギが暴れて、熱湯大噴火状態。
熱いの、飛び散るの・・・
ウナギ侮りがたし。
でも、表面のヌルヌル粘液は卵の白身のように固まって、ウナギ自身も弱っておとなしくなった。
キッチンペーパーで白いものを拭き取ると、全くヌルヌルしないウナギの出来上がり。
これで板に打ちつけなくても普通にさばけるようになる。
消毒用エタノールを振りかけ、冷凍庫で仮死状態にする方法でも、同じようにヌルヌルが取れ暴れないでさばけるのだ。
カッターでウナギのエラの後ろを切り、背骨に沿って開いていく。
素人だからこんなもんだけど、頭までおろした状態。
適当に切り、串を打って冷蔵庫へ。
嫁さんの帰りを待つ。
『ウナギさばいたからカバヤキのタレ買ってきて』
「ウナギのタレってあったけど、埃かぶってた。誰も買う人いないんやろね」
まずは関東風に蒸す。(酒蒸し)
関西風は蒸さないで、そのまま焼くが、ひっくり返しがハンパないのだ。
タレは、濃い口ショウユ:砂糖:みりん=1:1:1
なんだ、照り焼きと同じじゃん。
で、いい匂いがして出来上がったものはこれ。
いい感じ~。
「ウマ、ウマ、ウマ・・・ちょー旨い」
『そんなに旨い?』
「こないだの本庄うなぎより、ちょー旨い」
『そりゃ間違いなく天然物だしねぇ』
「もったいないから、2きれ明日に残しとこう」
『セコッ!』
ウチの嫁さんは食い物に貪欲だった。
でも、おりゃウナギ嫌いだからタレご飯にしてね。(-。-)y-゜゜゜
嫁「ギャー!何これ?鳥肌が立った」
娘「うわっ、キモ!」
『あんた達がウナギ好きだから持って帰ったのに。カバヤキ食べてよ』
「イヤーッ、ムリムリムリムリ・・・」
なんだかなぁ、あれだけウナギウナギ言ってたのにさ。
口から釣り糸出したまま、ウナギは今日も元気に泳いでいる。
釣ったウナギは針を飲み込んでいるから、釣り針を外そうとすればすぐに死んでしまうため、ウナギ釣りは糸から切ることが定説。
今回はある考えで長めの糸を残しているのだ。
さて、この1週間放置するわけにもいかないので、調理を開始するとしよう。
牛が怖い人でもステーキを喜んで喰うように、目の前のヘビみたいなウナギもカバヤキになったら平気で食うんだろう。
〔準備〕
カッターナイフの刃を洗う。
さばくのに手ごろなのはカッターナイフ。
それも新品の刃じゃないと脂ですぐ切れなくなるから注意。
さて、ウナギを水槽から取り出す。
釣り糸を割りばしで掴めば、ウナギが釣れるという仕組みだ。
(このために長い糸を残したのだ)
ところが・・・
ウナギの生命力おそるべし、糸を引っ張ったら針を吐きだした。
その後が悲惨。
ウナギを水槽からタオルで掴んで出したが、ヌルリと滑って床に落としてしまい、大格闘する羽目になった。
さて、ウナギをさばくには木の板に釘で止めるのが王道だ。
しかしウチには木のまな板も丁度いい釘もない。
〔物がなかったら、頭を使って知識で乗り越えろ〕
これが私のモットーである。
ウナギやアナゴのヌルヌルはたんぱく質である。
(粘液や血液は毒があり、目に入ったりすると危険)
たんぱく凝固の方法はいくつかあり、熱・酸・アルコールが有力候補だ。
つまり、「熱湯をかける」「酢につける」「アルコールを噴霧する」
今回は「魔法の薬:熱湯をかける」を選択。
実は、ボウルにザルをかぶせ、上からヤカンで熱湯をかけたのだが・・・
大失敗。
ウナギが暴れて、熱湯大噴火状態。
熱いの、飛び散るの・・・
ウナギ侮りがたし。
でも、表面のヌルヌル粘液は卵の白身のように固まって、ウナギ自身も弱っておとなしくなった。
キッチンペーパーで白いものを拭き取ると、全くヌルヌルしないウナギの出来上がり。
これで板に打ちつけなくても普通にさばけるようになる。
消毒用エタノールを振りかけ、冷凍庫で仮死状態にする方法でも、同じようにヌルヌルが取れ暴れないでさばけるのだ。
カッターでウナギのエラの後ろを切り、背骨に沿って開いていく。
素人だからこんなもんだけど、頭までおろした状態。
適当に切り、串を打って冷蔵庫へ。
嫁さんの帰りを待つ。
『ウナギさばいたからカバヤキのタレ買ってきて』
「ウナギのタレってあったけど、埃かぶってた。誰も買う人いないんやろね」
まずは関東風に蒸す。(酒蒸し)
関西風は蒸さないで、そのまま焼くが、ひっくり返しがハンパないのだ。
タレは、濃い口ショウユ:砂糖:みりん=1:1:1
なんだ、照り焼きと同じじゃん。
で、いい匂いがして出来上がったものはこれ。
いい感じ~。
「ウマ、ウマ、ウマ・・・ちょー旨い」
『そんなに旨い?』
「こないだの本庄うなぎより、ちょー旨い」
『そりゃ間違いなく天然物だしねぇ』
「もったいないから、2きれ明日に残しとこう」
『セコッ!』
ウチの嫁さんは食い物に貪欲だった。
でも、おりゃウナギ嫌いだからタレご飯にしてね。(-。-)y-゜゜゜