~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

自然に育む愛!

2011-05-02 00:36:15 | いるかこもれび助産院
もうすぐ5月5日「端午の節句」ですね
私には3人の孫がいます。
ひとりは小学4年生そして2年生、一番小さいのがよちよち歩きが今日から始まった1歳の男の子が3人です。
可愛いですね。
3枚の兜の絵を書きましたので送ります。ばあばのささやかなお祝いにします。


1日は姑の33回忌でした。母は心不全で急死でした。
夫の兄妹と我が息子夫婦、娘親子、残念ながら娘の夫は海外出張中で来られませんでした。


娘は5歳でした。
娘は赤ちゃんの時から母(姑)が異常に可愛がり、私のところへ来るのはおっぱいの時だけでした。
母は孫が可愛くて仕方がなかったのでしょう。
その気持ちは、今、私にも孫がいるので理解できます。

母の死は突然でした。
その時から娘は、祖母を亡くしたわけですから、拠り所がなくなり。
身を寄せ甘えられる場所をなくしました。
弟もいましたので、私に甘えることができず心を病みました・・・。
私は抱っこすることから始めた記憶があります。
きっと、児の誕生と共に母性は育まれます。娘を抱くことすら、母である私もぎこちなく努力が必要でした。


世のおばあさん、おじいさんにお伝えします。


本当に孫が大切に思うなら、


「人として何が必要なのか」


「その児にとって、一番大切な居場所は何処なのか」感じてあげて欲しい。


孫への執着愛は本当の愛ではありません。

特に大切な新生児期は母の匂いで満たしてください。
他者の匂いは不安を生じさせるだけです。
大切な居場所は「お母さんの温かな肌、心、愛です」
私たちは、お母さんのつかの間の手助けをしてあげましょう。
それだけで、孫は私たちの存在を大事な存在だと感じてくれます。
なぜなら、母の下で「安心」をもらっているからやさしい心が育まれています。
過去に祖母の溺愛が、悲惨な事件を起こしたと報道されたこと記憶にあると思います。


児は「人として目的を果たしやすい母を選んでこの世に産まれたのです」
ですから、母から児を奪うことは神の心に添えません。


おばあさんもおじいさんもあなた自身の
生きる目的(過去においてあなたが経験した負の記憶を取り除き、あなたが孫に執着したくなる幻の愛のベールを取り除き、本当の自己に目ざめる)ことに専念してください。