~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

児は母を観ている

2011-05-11 22:53:30 | いるかこもれび助産院
連日雨模様です。
「いるかくらぶ」のベランダにも雨水が野菜達を潤してくれています。
サラダ菜が伸びてきています・・・お花たちも赤やピンク、黄色と色鮮やかに咲き誇っています。


この頃は、自然の警告とも思わせるような出来事が頻繁に起こります。
震災、厳しい冬、大雨と人の愚かさをあざ笑っているように思えます。
しかし、宇宙(神)は、あざ笑ったりしないと師はおっしゃいます。
平等にすべてを作られているようです。
ただ、そこにいる私たちが要らないことをし過ぎるのでしょう。
そこには、愚かなわがままな心があります。


どの赤児も、皆自然をキャッチして、すくすく大きく成長しようとこの世に来ました。
お母さん・・・そんな赤ちゃんの声が聞こえますか。
余分な事柄や情報は要りません。
赤ちゃんだけを見つめてください・・・特に3ヶ月まではお母さんの代行は赤ちゃんに戸惑いを与え、人をいえ母を信じなくなります。


おばあさん達も新生児のころはお母さんができるだけ安心して赤ちゃんと向き合えるようにサポートしてあげてください。
可愛いから抱きたいのは分かりますが・・・この時はあなたではない。
お母さんの胸の肌の温かい温もりが最大の心の薬であり、肉体的にも今後の成長に影響します。


お母さんは情報に振りまわされないで・・・赤ちゃんの目を見て。
いい距離を感じましょう。


3ヶ月になれば、少し距離を持ってください。
いつもいつも抱きっぱなしは密着しすぎです。
もし赤ちゃんが良く抱っこしてと泣くようなら、赤ちゃんのハートとお母さんのハートを合わせるようにして、
優しく肩の力を抜いて抱きかかえて安心させてあげてください。
よく泣く児は、安心が足りないでしょう。
泣くから、ただ抱けばいいのではないことに気づいてください。
そこに愛がないと児は安心しません。
愛は育み、感じていくものです。
人のつきあい方には距離間が大切です。
小さな児も同じです。
3ヶ月から6ヶ月は距離間の習得に心掛けてください。