~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

いるかくらぶの役目

2011-05-03 11:30:00 | いるかこもれび助産院
いるかくらぶを始めた切っ掛けは
その頃、ソフロロジー式分娩法(ソフロロジー式分娩法のエクササイズはヨーガ)を教えに来て欲しいとある産婦人科医院より依頼がありました。
分娩の経験のある方、看護師、ヨーガが教えられる方三つの条件に当てはまったのが私でした。


しかし、この頃は多くの病院は施設がないため妊婦さんがヨーガを行えない状態でした。
三つの医院と契約をしていた講師料で難波にビルの一室を借り「いるかくらぶ」は1999年に5月に始まりました。
それから、三年後に心斎橋に移転し、この4月から上本町に移転してきました。12年が経ちましたね。


多くの方々と巡り会い幸せをいただいてきました。
心から感謝します。


2000年には産後のママ達が悩み多いことに気づき、集まり愛を育み居場所つくりと思いつき、
ベビーマッサージをイギリスに学びに行きました。
ベビーマッサージはとても効果あり母子を幸せにすることができました。


同じ年の6月乳癌であることが分かり、しかし、迷うこともなく今まで無事に過ごして来られました。
命は自分自身が決めるものではないことを感じ今在ることに感謝しています。

この頃は
忙しすぎる人たちであふれています。
微笑みを交わす暇さえありません。
これは、とても大きな貧困状況でしょう。


仕事に明け暮れ・・・心も悲鳴をあげているのに気づけない。
ちょっと、手を止めて・・・深呼吸をしてみませんか。
赤ちゃんも息苦しいと言っていますよ。

「いるかくらぶ」は時代の流れを感じてまいりましたが。
より良く生きることはどのような時代でも変わることはありません。
そして、各々のハートの奥に存在する「愛」も変わりません。


皆さんへ
大切なことは
どれだけたくさんのことをしたかではなく。
どれだけ心をこめたかです。



「いるかくらぶ」の役割は
皆さんと「共生観を育むこと」、
そして「平等なる尊い存在であること」にめざめていただくお手伝いをしていきたいと願っています。