おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。 先日の日経MJに次のような記事がありました。 「第3回マーケティング大賞」 とのことです。 つい先日も原田社長のコメントが日経新聞に次のように出ていました。 「一部商品で価格体系を見直したい。原材料価格が高くなっているからではない。効率よく売り上げを上げるためで、コーヒーや朝食メニューは値上げする一方、冷たい飲料は値下げする方向で考えている。コーヒーなどは値上げしても客数は減少しないとみている。価格改定は6月にも実施できればと考えている」 マクドナルドって(というか原田社長なのか)、結構価格戦略が緻密なんだろうなぁと感じさせます。 最近、たまにマクドナルドを食べても、結構高くつくなぁと感じることはあるのですが、それでも支持されている結果なのでしょう。 商品の価格帯も広いですし、商品バリエーションも広く、季節商品、限定商品の頻繁な投入と商品開発力で、価格操作によるコントロールはやりやすい設計になっているような気がします。 このあたりの価格戦略は見習っても良いかもしれませんね。
・奨励賞4件は、「ライスブレッドクッカーGOPANによる市場創造:三洋電機」
「ビッグアメリカをはじめとする高付加価値戦略:日本マクドナルド」
「電動歯ブラシポケットドルツのローンチ:パナソニック」
「B-1グランプリでまちおこし:一般社団法人B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会」
(引用:2011/05/04 日経MJより)
商品名を見るとなるほどと思わせるものがありますが、特に気になったのがマクドナルド。
(引用:2011/04/27 日本経済新聞より)
あの2007年に導入した地域別価格も、エッと思いましたが、上記のようにこれから夏に向けて冷たい飲料は値下げして、客数の変わらなそうなコーヒーは値上げしようというのもなかなか策士のような感じです。
暑いときに冷たい飲料が安くなるのは歓迎です。また、コーヒー好きの人は夏場でもコーヒーは熱いのが飲みたいという人はいますからね(ちなみに私もそうです)。
それにまぁ、もともとコーヒーも安いので、少々値上がりしても許容範囲というところでしょうか。
自社の商品価格、もう一度見直してみませんか。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
藤田雅三