昨年の薬局ヒヤリ・ハットは1万3千件-日本医療機能評価機構(医療介護CBニュース) - goo ニュース
日本医療機能評価機構は8月30日、昨年1年間に報告された薬局ヒヤリ・ハット事例情報などをまとめた年報を公表した。それによると、参加薬局3449軒(昨年12月31日現在)から報告されたヒヤリ・ハット事例は1万2904件だった。
1万2904件の内訳を見ると、「調剤」が94.7%で大半を占め、「疑義照会」は5.1%、「特定保険医療材料」は0.2%だった。また、事例の収集を開始した2009年には報告がなかった「医薬品の販売」が3件あった。
「調剤」の内訳は、「数量間違い」が39.9%で最も多く、「規格・剤形間違い」(13.2%)や「薬剤取違え」(11.2%)なども多かった。
発生要因(複数回答)は、「確認を怠った」が57.0%で最多。以下は、「勤務状況が繁忙だった」(14.1%)、「判断を誤った」(4.4%)などだった。
事例の分析では、▽名称類似▽薬効類似▽ハイリスク薬▽一包化調剤▽疑義照会▽個別薬剤―の6点に着目。「一包化調剤」は、今回の年報で新たに盛り込まれた。
薬局の薬販売で1年間に約1万3千件も間違いが報告されているそうです。これは集計に参加している薬局だけなので実際にはもっと多いと思われます。
日本医療機能評価機構は8月30日、昨年1年間に報告された薬局ヒヤリ・ハット事例情報などをまとめた年報を公表した。それによると、参加薬局3449軒(昨年12月31日現在)から報告されたヒヤリ・ハット事例は1万2904件だった。
1万2904件の内訳を見ると、「調剤」が94.7%で大半を占め、「疑義照会」は5.1%、「特定保険医療材料」は0.2%だった。また、事例の収集を開始した2009年には報告がなかった「医薬品の販売」が3件あった。
「調剤」の内訳は、「数量間違い」が39.9%で最も多く、「規格・剤形間違い」(13.2%)や「薬剤取違え」(11.2%)なども多かった。
発生要因(複数回答)は、「確認を怠った」が57.0%で最多。以下は、「勤務状況が繁忙だった」(14.1%)、「判断を誤った」(4.4%)などだった。
事例の分析では、▽名称類似▽薬効類似▽ハイリスク薬▽一包化調剤▽疑義照会▽個別薬剤―の6点に着目。「一包化調剤」は、今回の年報で新たに盛り込まれた。
薬局の薬販売で1年間に約1万3千件も間違いが報告されているそうです。これは集計に参加している薬局だけなので実際にはもっと多いと思われます。