家康の洋時計「世界でも貴重」=機械など400年前のまま―大英博物館が評価・静岡(時事通信) - goo ニュース
徳川家康が1611年にスペイン国王から贈られた日本に残る最古の西洋時計(国の重要文化財)について、大英博物館の専門家が17日、「内部の機械などが当時のまま残り、同時代・地域の時計では世界的にも貴重」とする評価を公表した。
所有、展示している久能山東照宮(静岡市)が鑑定を依頼し、時計部門の最高責任者デビッド・トンプソン氏が16日から来日調査していた。
西洋時計は、家康が千葉県沖で難破したスペイン船の乗組員をもてなし無事帰国させたことへのお礼として、国王フェリペ3世が贈呈。フランドル(現在のオランダ、ベルギー北部)の時計師ハンス・デ・エバロが1581年に製作したぜんまい式で、高さ21.5センチ、重さ2.8キロの真ちゅう製。
記者会見したトンプソン氏は、16世紀にこの地域で作られた時計は欧米に20台現存するが、多くは部品交換や改造が施されていると指摘。「家康の時計は400年間ほとんど手を加えられておらず、当時の状態でケースや内部の機械、皮製カバーが三つそろっているのは世界に1台だ」と述べた。
久能山東照宮の落合偉洲宮司は「価値が評価されてうれしい」と語り、国宝指定に期待を寄せた。
400年前の時計が当時のまま残っているとはすばらしいことですね。
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徳川家康が1611年にスペイン国王から贈られた日本に残る最古の西洋時計(国の重要文化財)について、大英博物館の専門家が17日、「内部の機械などが当時のまま残り、同時代・地域の時計では世界的にも貴重」とする評価を公表した。
所有、展示している久能山東照宮(静岡市)が鑑定を依頼し、時計部門の最高責任者デビッド・トンプソン氏が16日から来日調査していた。
西洋時計は、家康が千葉県沖で難破したスペイン船の乗組員をもてなし無事帰国させたことへのお礼として、国王フェリペ3世が贈呈。フランドル(現在のオランダ、ベルギー北部)の時計師ハンス・デ・エバロが1581年に製作したぜんまい式で、高さ21.5センチ、重さ2.8キロの真ちゅう製。
記者会見したトンプソン氏は、16世紀にこの地域で作られた時計は欧米に20台現存するが、多くは部品交換や改造が施されていると指摘。「家康の時計は400年間ほとんど手を加えられておらず、当時の状態でケースや内部の機械、皮製カバーが三つそろっているのは世界に1台だ」と述べた。
久能山東照宮の落合偉洲宮司は「価値が評価されてうれしい」と語り、国宝指定に期待を寄せた。
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