マギーの約束―赤い手袋の奇跡 カレン・キングズベリー 集英社 このアイテムの詳細を見る |
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カレン・キングスベリー 著 : マギーの約束
を、読みました。
ミーガンは母子家庭を支える、ワーキングマザー。
辣腕の地区検事で、日々擦り切れそうなほど働いています。
ミーガンの息子ジョーダンは、昼の間祖母と過ごしますが
8歳の男の子の気持は、複雑で切実です。
愛を信じなくなってしまったママが、もう一度
愛を信じてくれるように、神様に手紙を書きます。
ジョーダン自身も、我知らず落ち着かず、問題行動を繰り返します。
そんな時に出会った、ヒーリングハーツというボランティア企画。
その企画で、ジョーダンは理想の特別な友達、ケーシーに
出会います。32歳レストランオーナーのケーシーは
特別な友人を必要としている8歳の男の子と、心から打ちとけ、
彼と関わることで、ケーシーの心もも癒されます。
実は、ケーシーも大切な人を失って、深い悲しみ中を、
さまよっていたのです。
一組の親子と、一人の男性の出会いは、実は彼らの知らない
ところで、不思議なつながりがありました。
小さな男の子の切実な願いが叶う、奇跡が起こる。
クリスマスの前に読むと、さらに盛り上がりそうな物語です。
信ずれば救われる。そんな事を切々と語っているのですが
世知辛いこの世の中、信じ続けることってかなりパワーが必要です。
このパワーを持ち続ける事こそ、奇跡を起こすためには大切なのかも。
「奇跡なんてありえないっ!!」って言いきる前に
先ずは信じてみないと始まらない?そんな風に読んだ本でした。