Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

トンマッコルへようこそ

2008年09月02日 19時17分45秒 | ベリーの感想文(本・映画)


天気     ときどき



トンマッコルへようこそ(ケーブルTV)
を、見ました。



朝鮮戦争が激化するなか、追い詰められた人民軍兵士3人と
南軍兵士2人、連合軍兵士アメリカ人1人は
山中奥深くにひっそりとある、小さな村にたどり着きます。
村の名前は“トンマッコル”子どものような純粋な心の人が住む村という意味です。
山中を歩きまわり、弱り果ててたどり着いた小さな小さな村ですが
はじめは、敵同士ピストルを向け合う兵士たちでした。
しかし村人の戦争状態を知らない呑気さと、優しさで、いつしか敵味方の垣根は
取り去られてゆきます。
ずっとぞっとその幸せがつづくと、どんなに幸せだっただろう。


監督はジブリの大ファンということですが、その影響でしょうか?

どこかで見たようなシーン。
線と千尋の神隠しの冒頭で、登場する沢山の道祖神みたいではないですか?
その他にも、随所にジブリっぽいシーンが満載でかわいかったです。



現在、南北は停戦中の朝鮮半島。
戦争は今も続いていて、ただお休みしているだけという
悲しい現実と向き合っている、韓国の映画でした。
激しい戦争がおこっていることなど、全く知らず
突然現れた、よそ者にも親切で、明るくって、笑ってばかりの
トンマッコル村の人々は、朝鮮半島の理想の姿。
いや、世界の理想の姿なのかもしれません。