Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

おばあちゃんの冥福を祈る ~壱岐のお葬式体験~

2008年09月15日 14時16分12秒 | きょうのベリー♪ (日記)

天気       台風は迷走中?




連休は、壱岐のおばあちゃんの葬儀でした。
95歳まで元気だった、おばあちゃんの最後は、ほとんどお祭りで
少し悲しいけど、でもみんな長生きしたおばあちゃんを明るく送りました。
天国で懐かしい人たちと再開して、幸せになってほしいです。


さて、長崎県壱岐市は玄界灘に浮かぶ離島で
福岡の博多港からは、高速艇で1時間、フェリーで2時間です。
ほんのちょっと離れただけなのに、今回体験したお葬式は
福岡といろんなところが違いました。


最近では、ひとそれぞれの順序で執り行うらしいのですが
おばあちゃんのお葬式は、お葬式よりも火葬が先でした。
病院から家に帰ってきて、お坊さんにお経をあげていただいて
それから延々夜遅くまで、弔問客が訪れます。文字どおり“通夜”です。
朝は、朝8時には出棺して火葬場に向かうのですが
出棺前にお経をあげてもらって、最後のお別れがすむと
集まった人々が一斉に、お財布をポケットから取り出します。
  『・・・・・・・・?』 
という状態になっている私に、親戚のおばさんが
死者にお小遣いをあげるのだと、教えてくれました。
集めた小銭を、骨の一番上にのせるそうです。
なんとも粋な習慣ですね。


その後無事火葬も終わり、葬儀屋さんへ。
葬儀屋さんについて、お骨が安置され、早速葬儀かと思いきや
別室にて、精進料理がふるまわれます。
実は、火葬場でも精進料理をふるまっていたのです。
さっき皆さん食べたんじゃ?と、思いましたが、普通にお食事されて
2時間半後やっと、お葬式が始まりつつがなく終わったと思ったら
なんと、このタイミングでまたごはん!!
今度は精進落としがおわっているので、壱岐の新鮮なお刺身や
唐揚げなんかがテーブルに並びます。
儀式と儀式の合間に、ご飯が出てくるという初体験のお葬式でした。


お葬式という不幸事ではありますが、久しぶりにハズの親戚や従兄弟達に会えて
不謹慎かもしれませんが、とても楽しかったです。
こんなご縁を結んでくれた、おばあちゃんに改めて感謝した
幸せな休日でした。

おばあちゃん、ありがとう。