天気 夜の雨あがって爽やかな秋の空
ジェイン・オースティンの読書会(DVD)
を、見ました。
アメリカで読書会(Book club)ブームの火付け役となった
小説“ジェイン・オースティンの読書会”を映画化した作品です。
くつろげる場所に集まって、おいしい料理をつまみながら
同じ本を読んだメンバーが、本について語り合うという集まり。それが読書会。
登場する女性たちはさまざまなライフスタイルがあり、訳ありな人も。
結婚離婚を繰り返す有閑マダム、円満と思っていた結婚生活が突然破たんする人
幼いころから様々なトラウマにがんじがらめになっている、既婚フラ語教師、
恋愛よりも犬のブリーディングに楽しみを感じる独身女性、
そしてその女性が偶然知り合った、年下のSF好きな男性。
レズビアンの若き大学生の女の子(離婚を迫られた女の娘)
と、この6人のメンバーで、ある作家の代表作6作品を毎月1作ずつ
味わいます。
同じ物語を観賞しても、いろんな角度から物語を味わうと、感想は様々。
貴族の若き女性を描いたものが多い、ジェイン・オーティン作品は
いろんな局面に立っている彼女たちの心を揺さぶり、怒らせ、悲しませ
時には、逃げ道の口実にもなってしまいます。
出会う人たちが、本の話をしていろんな意見があるにせよ
しっかり本を味わっている世界って、なんて素敵っ!!
そして、本は少しずつ、少しずつ、みんなの心にしみこんで
最後には、みんながハッピーになる、素敵な映画でした。
日本でもブームにならないかな?読書会。
難しい解釈あり、おもしろい意見ありの読書会に
参加してみたいと思いました。
映画で何作か見たことがある、ジェイン・オースティンの作品。
今度図書館で探してみようと思います。