マイ・ブルーベリー・ナイツ

天気　　　　　蒸し暑さ８０％（個人的体感）





マイ・ブルーベリー・ナイツ（ＤＶＤ）
を、見ました。


ジュード・ロウ演じるジェレミーは、ダイナーのようなカフェのオーナー。
ある夜突然店にやってきたエリザべス（ノラ・ジョーンズ）は
恋が壊れてしまった事に戸惑って、興奮してまくし立てた挙句
元彼の部屋の鍵を、ジェレミーに預けます。
　　「彼が取りに来たら渡して。」と・・・・。
元彼は現れるはずもなく、フラれたエリザベスは遠回りして
通りを渡る（心を整理する）事にしました。
ＮＹから遠く遠く離れて行く中で、出会う人たちの心の動きを感じながら
いつしか心は、癒されていきます。
　
「通りを渡るのは意外に簡単なことかもしれない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　向こう側で待っている人しだいでは。」





王　家衛（ウォン・カーウァイ）監督の、ミニシアター系ハリウッド映画で
やっとＤＶＤで見ることができました。
やっぱすごいですね～、王家衛。
香港で撮っても、ＮＹで撮ってもやっぱり王家衛ワールドになっていて
ガラス越しのアングルとか、狭苦しい背景とか、触れそうで触れない距離感とか
ここは香港？？と勘違いしちゃうような、ネオンじみた毒々しい色使い。
ああ～、また見たくなります　“恋する惑星”　“天使の涙”





キャストがまたいいじゃないですか。
ジュード・ロウ！そのぼさぼさ頭が、またいいっ！！！
芸術的に美しい男は、たとえボサボサだろうが、ヨレヨレだろうが
少々デブでも、全然イケそうと、ちょっと点数甘めになるのは私だけ？？
映画初挑戦の、ノラちゃんも初演技とは思えないほどの女優っぷり。
今年の３月に公開された映画ですが、この映画これからの季節に
ピッタリなんじゃないかな？深まりゆく秋とマッチしそうな気がします。
秋の夜長の映画鑑賞におススメの一本です。