悪夢の観覧車 (幻冬舎文庫) 木下 半太 幻冬舎 このアイテムの詳細を見る |
天気 春一番が大暴れ!のち
木下半太 著 : 悪夢の観覧車
を、読みました。
ゴールデンウイークでにぎわう、大阪・天保山の観覧車。
ここで、とんでもない事件が起こる。
チンピラが観覧車をジャックしたのです。
爆破装置をもって乗り込んだ、チンピラ大二郎の目的は身代金。
もぐりの美人医師ニーナを、デート中に観覧車に監禁し
身代金6億円をいただくという計画。
すぐに警察に包囲されてしまった、観覧車。
こんな状況で、身代金をうまく手にすることができるのか?
そして、ニーナを誘拐した動機とは?
先日読んだ、“悪夢のエレベーター”を書いた作者の第2弾小説ですが
こっちのほうが、めちゃめちゃ面白かったです。
凄く面白いんだけど、実は切ないストーリー。
その切なさや、悲しさってやっぱ私には大切な要素のようで
だから面白く感じたんじゃないかな?
エレベーターより、観覧車を強くお勧めしちゃいます