Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

脳あるヒト 心ある人

2009年02月21日 12時01分14秒 | ベリーの感想文(本・映画)
脳あるヒト 心ある人 (扶桑社新書 32) (扶桑社新書)
角田 光代,養老 孟司
扶桑社

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天気       明日以降はずっと雨らしい今日は




角田光代 養老孟司 著 : 脳あるヒト 心ある人
を、読みました。


昨年春まで3年間、新聞連載された、リレーエッセイを文庫化した本です。
“バカの壁”で300万部の大ベストセラーを書いた、虫好きの
おもしろスーパー老人、養老孟司と、
私が今、日本一いや、世界的にもかなりすごいんじゃ??
と思っている、角田光代のエッセイ集。
エッセイは、交互に書かれていて、ページ数はきっかり2ページずつ。
テーマは、実に多様で、「美味しいってなんだろう」という
角田光代から始まり、言葉、意識、感覚など、小説家と科学者の、
それぞれの視点で、色鮮やかな会話が進んでゆきます。


些細なことに鋭い観察眼を持ち、それぞれ強い個性を醸し出す
二人のエッセイは、3時間もあれば読んでしまえるほど、軽いタッチで
しかし、さらりと終わらせてはくれない、いろいろな問題提起を
してくれる、本です。
バッグに忍ばせておいて、ほんの数分の空き時間に数タイトルずつ読む。
そんな読み方もできる本だと思います。