愛がいない部屋 石田 衣良 集英社 このアイテムの詳細を見る |
天気 今日もさわやか
石田衣良 著 : 愛がいな部屋
を、読みました。
東京・神楽坂にある、33階建ての高層マンション、メゾン・リベルテ。
ここには、いろんな住人がそれぞれの部屋で暮らしています。
男女でルームシェアをする人、売れ残りの部屋をあえて購入
しようとする、キャリアウーマン、引きこもりの息子を抱える夫婦、
などなど、10室10色。
華やかな、都心の高層マンションを舞台に、人々の心の影が
描かれた10の短編集。
私の家は、地方都市の郊外の一戸建て。しかも2世帯住宅。
バルコニーとは言い難い、ベランダから見えるの景色は
6m道路と、お向かいの中野さんち。
築11年で、内装の汚れがほんの少し気にかかる。
そんな、平凡の見本的な住宅環境に暮らしているので
この物語で登場人物達が住まう、高層マンションが
ちがう国にある、建物のような感じがしました。
どんなに素敵な住まいに住んでも、きれいな服を着ても
素敵な宝飾品に包まれても、やっぱ人間って何かある。
問題を抱えている人もいる。
外見はいろいろでも、中身はやっぱ、悩み苦しむ人。なんですね。
でも、素敵なところに住んで問題があるのって絵になりますけど
平凡の見本的な住まいに住んで問題を抱えていても
わびしいですね・・・・。そんな侘しさは苦手。
だから一応私、今のところ問題ナッシング!
あははは~。超平凡も結構いいかも~