フラワー長井線を運営する第三セクターの山形鉄道はこのほど、既存のディーゼルカーを大改造させ、蓄電池電車にするという壮大な実証実験を予定しているようだ。
この記事によりますと、ディーゼルエンジンと駆動部を撤去。代わりに蓄電池とモーターを取り付け、屋根上にもソーラーパネルを搭載か。太陽光電池を利用するなんて、何と斬新なことか!!
これから2026年度に向けて非営業車両として試運転させるとか。
車体まで更新すれば1両当たり約3億円は掛かるための措置らしい。
この蓄電池電車の開発がもし成功すれば、全国の非電化ローカル鉄道会社に売り込みたいとも。
この背景には今のJR米坂線の承継を想定しているともみられ、環境にも配慮するという前向きな姿勢が窺えますね。
ご多分に漏れず、山形鉄道も敢えて架線を張らない電化を目指しているようだ。しかしながら山形県は山岳部でもあり、太陽光パネルだけでの給電では心配。やはり、何らかの充電施設の設置や車両側のシステム構造上の考慮はなされるらしい。
…………さて、一方のJR東日本。これまでの電気式ディーゼルカーに加えて、ハイブリッド車両の拡大に躍起だ。
特にあのキハ110系の車体はまだまだ若々しいのも事実だ。経費節減の一環として、こうした形の大改造も模索するのかもしれませんね。うん。
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