いつもはこの川へは春しか行かない。
川の深さは30~40cm、ところどころに深みがある。
川底の石には藻がいっぱいついていてとても滑りやすい。
普通のゴム長しか持っていないので、春先でも岸辺を歩く方が多い。
初夏の頃になると両岸は背の高い葦で覆われる。
こうなるともう行かない、行けないのである。
ところが・・・先週、大型の台風11号が接近し大雨を降らせた。
結果、川は増水して両岸の葦をなぎ倒し、藻はすっかり洗い流され、水底の凹凸はなくなり平らになった。
水が退いた時にはゴム長で渡れる川に変わっていた。
オナガサナエを見たのは3回目。
羽化殻は毎年いろいろなところで見つかるのに・・・成虫には縁がないと思っていたので嬉しい。
オナガサナエ オス 縄張り占有 2005年9月2日 神奈川県