モンキチョウは極普通種なので普段はスルーしますが、春早い頃は見れるものは何でもうれしいのでついつい写してしまいます。
でも、そんな気持ちでは相手様に失礼ですので、初めて丁寧に写しました。
意外や意外、肢・触角・翅の縁取りは淡いピンクなんですね。
いや~知りませんでした。
吸蜜をアップで。
皆さん、モンキチョウは美しいですよ~。
ついでにベニシジミも。
つぶらな瞳と思いきや・・・ややだ円の様な?
もう一丁キタテハです。
こちらは複眼が爬虫類のよう。
おまけ
チョウを探していた時、笹薮の中にウグイス色の鳥がいるのを見つけました。
そう言えばどこからか「♪ホ~ホケキョ~」の鳴き声が聞こえていたので、ウグイスに間違いないと思いシャッターチャンスを伺っていたところ、飛び出してきたのがこの鳥です。
ソウシチョウといい、外来種(ペットが野生化)で営巣生態が似ているウグイスと競争関係にあるため特定外来生物に指定されているとのこと・・・。
「♪ホ~ホケキョ~」が聞けなくなるのは余りにも悲しいので「子孫繁栄はほどほどに」と願いたいです。
2007年3月12日 神奈川県
土手で妙なものを見つけました。
遠目から見るとオオカマキリの卵のようですが、ちょっと白すぎます。
近づいてみると直径3cm程の綿毛のかたまりが枯れ草にくっついています。
植物なのでしょうか? それとも昆虫の繭でしょうか?
上から見るとまるで白髪の頭です。 つむじまでありますよ。
とてもフカフカして暖かそうです。
調べてみるとヨモギワタタマバエが作ったヨモギクキワタフシという名の虫こぶでした。
日本の約1400種の虫こぶの中でも代表的なものらしいです。
覆っている綿毛状のものを取り除くと虫こぶ本体があり、この中でヨモギワタタマバエの幼虫は越冬するそうです。
それにしても・・・どのようにしてこの綿毛状のものが作られるのだろう? 不思議ですね。
おまけ
今日一日で7種のチョウを見ました。
いくら啓蟄と言っても出すぎですね。
1種だけ載せます。
スジグロシロチョウ
ヨモギクキワタフシ 2007年3月6日 神奈川県