トンボみっけ+

気になるムシを写しては適当につぶやいてます。(掲載した記事・写真等の無断複写・転載を禁じます。)

なぜここに?

2010-06-24 18:49:42 | トンボ

 

ちょっと分かりづらいですが、ミヤマカワトンボを捕まえたクロスジギンヤンマのメスです。

場所はミヤマカワトンボ、アサヒナカワトンボ、ダビドサナエが飛び交う山地の渓流、それなりに上流域です。

これらのトンボを眺めていると10mくらい先の川岸の葦の根元から茶色い何かが羽ばたきもせずすうっと上がって行き、木にとまるのが見えました。

肉眼では遠すぎて何だかさっぱり分からず、写した画像を液晶モニターで拡大してようやく事情が判明しました。

それにしてもこのクロギンのメスはこんなところで何をしていたんでしょうね?

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クロスジギンヤンマのメスに捕食されたミヤマカワトンボのオス 

2010年6月22日 神奈川県


曇り空がちょうどいい

2010-06-22 19:39:48 | トンボ

 

トンボ好きの知人B氏は青い眼のヤンマが大のお気に入り。

このヤブ池の話を聞き、早速翌日見に行ったという。

お目当ての青い眼のオスには出会えなかったが、初めて見るメスの産卵シーンに大興奮したようだ。

その時届いたメールは産卵画像と(^v^)(^v^)(^v^)(^v^)(^v^)・・・

今でも興奮冷めやらず、毎週通うぞと意気込んでいる。

燃えましょう!(笑)

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緑の眼のメスも素敵です。

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ヤブヤンマ メス 産卵 2010年6月22日 神奈川県


黄色いトンボ

2010-06-20 23:55:40 | トンボ

 

子どもの頃、我が家では最後に風呂から出る者が風呂場の窓を開け放つのが習慣だった。

当時、換気扇といったものはなく、湿気を取るためにそうしていたのだろう。

今では考えられないが、窓枠には防犯用の面格子はなく、網戸もなかった。

 

のどかな時代だったと思う。 一晩中開けっ放しでも家族全員平気で寝ていた。

これは我が家だけでなく、この地域では当たり前のことだったと思う。

それでも怪しい人物が入って来たという話は聞いたことがない。

 

入って来たといえば、6月頃になるとトンボが入って来たことが何度かあった。

朝起きると母が「ほれ」と黄色い大きなトンボを私に渡すのだ。

透明な翅、大きな眼、がっちりした黄色い胴体・・・堂々たるトンボだ。

重ねた4枚の翅を人差し指と中指で挟み、しばし見つめた後、逃がすのがいつものパターン。

このトンボのことはカトリヤンマとともに子どもの頃の記憶としてずっと残っていた。 

 

年を経て、この記憶の中のトンボを探るとその正体はヤブヤンマ、それも若い時のもの。 

家の横に木々に覆われた細く淀んだ流れがあり、たぶんそこで羽化したものが初飛行で風呂場に飛び込んでしまったのだろう。

 

先日、尾園さんから「そろそろヤブヤンマが羽化しそうですよ~」と連絡いただき、某所へ見に行ってみた。 

残念ながら黄色いトンボは飛び去ったあとだったが、まだまだチャンスはありそう。

ありがとうございました。

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ヤブヤンマ 羽化殻 2010年6月18日 神奈川県 


ダメ出しは続く

2010-06-18 21:51:02 | トンボ

 

数頭のアオモンイトトンボのオスがひっきりなしに交尾に挑むものの、ことごとく拒否していたアジアイトトンボのメス。 

まあ、当たり前の話でまちがいがあっちゃあ困ります。(笑)

でも、アオモンのオスは間違えているのに、このメスは相手がアオモンってのをどこで判別しているんでしょうね? 

瞬時に腹部8節を見ているんでしょうか?(笑)

いやいやそういう話ではなく、メスにその気がなかっただけなのでしょうか? 

おいおい・・・

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ここから本題。

このメス、オスから逃げる途中、クモを襲ったのです。

飛びながら小さな巣の中心にいるクモを2回突っつき、3度目でしとめ持ち去りました。

さすが肉食派、なんでも食べてしまうんですね。 

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こういういきなりの展開にも落ち着いてシャープに決めたいなぁ~

 

アジアイトトンボ メス 2010年6月18日 神奈川県


ダメ出し

2010-06-17 11:19:34 | トンボ

 

アサヒナカワトンボは交尾直後に翅を広げることが多いと言われています。

捕捉してから一連の流れをちょっと狙ってみたんですが、シャッターを押すごとにボケていってるし、途中からメスの翅ははみ出しちゃうし・・・もう!

ここぞという場面はシャープに決めたいですね。

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アサヒナカワトンボ 交尾 2010年6月10日 神奈川県


そんなそんなで入れ替わり

2010-06-13 20:24:45 | トンボ

 

春のトンボが終盤に入り、夏のトンボが出始まる・・・

ちょうど今頃がそんな季節。

山間地の休耕田にいたシオヤトンボとオオシオカラトンボ・・・

まさにそんな関係。

Shioyatonbo_6906

 

Ooshiokaratonbo_6891

日を追うごとにオオシオカラトンボが目立ってくることでしょう。

 

上:シオヤトンボ オス 、下:オオシオカラトンボ オス 

2010年6月10日 神奈川県


叶う

2010-06-11 20:02:46 | トンボ

 

この日のもう一つの目的はコヤマトンボ、オスのパトロールシーンを久しぶりに見たかったのです。

おおよその見当をつけて向かった場所には、そこそこコヤマトンボがやって来ました。

(そこそことは連続してやって来るときもあるし、5分くらい来ない時もありますよ的な意味です。)

1頭でもパトロールしていてくれればいいかなと思っていましたので、複数いるのはうれしい誤算。 

梅雨入り前の貴重な晴れ間の午後、1時間以上堰堤に座り込んで眺めて(写して)ました。

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カッコイイなぁ~(かなりトリミングしてます。)

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コヤマトンボ オス 2010年6月10日 神奈川県


まっ、いいか

2010-06-10 22:22:29 | トンボ

 

ヒメサナエの羽化を撮ろうと出かけたのに、同じ川で繰り広げられているミヤマカワトンボの羽化とかアサヒナカワトンボの交尾(オスが翅を広げるシーン)といった興味深いイベントの誘惑に負けて時間を費やしてしまいました・・・

見つけたときにはすっかり羽化を終え、今にも遠く高く飛んでいきそうな気配。

でも、いっぱい楽しめたので良しとしましょう。

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ヒメサナエ 羽化直後のメス 2010年6月10日 神奈川県


眼力

2010-06-09 07:12:27 | トンボ

 

同じ池で見つけたセスジイトトンボとムスジイトトンボのオス。 

双方とも見る機会はとても少なく、後者は実に7年ぶりになります。

この両者、よく似ています。 

判別ポイントを見分けるには、私の覚束ない肉眼ではとてもあやしく、デジカメだけが頼りとなります。(笑)

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Musujiitotonbo_6620

 

上:セスジイトトンボ オス 2010年6月3日 神奈川県

下:ムスジイトトンボ オス 2010年6月4日 神奈川県