最近、目当てのトンボが見つからないのでチョウを写す機会が多くなっています。
アサマイチモンジ
昨年も同じ場所で見つけました。
貴重な産地かもしれません。
隠れているのはメス? ・・・って言う前に雌雄の区別ができません。
イチモンジチョウ
上の種とそっくりですが、こちらは普通種です。
キタテハ
また見かけることが多くなりました。
ダイミョウセセリ
飛び始めるとすばしっこくて目が追いつきません・・・。
ヒメキマダラセセリ
セセリチョウの区別は難しいです。
ジャコウアゲハ
・・・です。(のさんぽさんありがとう。)
ナガサキアゲハ
うわさのチョウを初ゲット!
キアゲハ
ずいぶん白っぽいです。
それと後翅のシッポ状のもの?が切れているので、見つけたときに違和感を感じました。
ウスバシロチョウ
おまけ
シロスジカミキリ
体長が5cmもある日本で最も大きいカミキリムシです。
こんなのが木の中で育つのですから木もたまったもんじゃありません。
2007年5月23日、24日 神奈川県
まだゼフィルスとやらを見たことがありません。
今年こそ1頭でもいいから見てみたいと思っています。
今日は天気も良く絶好のトンボ日和だったのですが、そんな想いが強かったせいか近くの里山を歩いてきました。
まあ下見ということです。
栗畑です。
奥はクヌギやコナラの雑木林です。
こんなところにいるのかな?
あぜ道にナキイナゴがいました。
こちらはツチイナゴ。 何を想っているのでしょう?
スジグロシロチョウです。
真新しく見えるので最近羽化した個体かな?・・・ってことはよくわからないけど夏型?
アサギマダラがいました。
旅の終着点はどこかな?
こんなのがありました。 ・・・いたらいいのにな~。
ゼフィルスの下見と言いながら、目の前に現れるムシやチョウに気がいってしまい、単なる散歩で終わってしまいました・・・。
2007年5月20日 神奈川県
サラサヤンマとクロスジギンヤンマを探しに行ったときに出会ったチョウです。
チョウは勉強不足なので、見つけたその場で種の特定ができるのはわずかしかいません。
ほとんどの場合は画像をPCに移して図鑑と格闘しています。
そんなわけなんで違っていたら教えてくださいね。
♯1 コジャノメ
薄暗い雑木林にいました。
目玉マークの大きさと翅の裏の白っぽい模様の色合いでコジャノメにしましたが、ヒメジャノメの線もあるかな?
♯2 クロヒカゲ
上の種と同じ場所にいました。
たぶんそうだろうと思います。
♯3 セセリチョウの仲間(その1)
上の2種と同じ場所です。
・・・う~ん、わからん。
パス1。
♯4 セセリチョウの仲間(その2)
日当たりの良い草地にいました。
・・・う~ん、こちらもわからん。
パス2。
♯5 コミスジ
ミスジチョウかと思ったんですが、どうもコミスジのようですね。
♯6 ムラサキシジミ
これは間違いないと思います。
2007年5月14日 神奈川県
今シーズン初めての飛翔ものです。
実は先週、ムカシトンボに挑んだのですが、自由奔放に飛び回るムカシトンボに手も足も出ず、
一度もシャッターを切ることなく終わってしまったので再チャレンジです。
小さな池でクロスジギンヤンマを狙います。
レンズは70-300mm、初めの内は望遠端の300mmで狙っていたのですが、失敗の連続でした。
クロギンをファインダーに入れてからピントを微調整する時間がないのです。
小さな池なのでもっと短くても良いと思い、170~200mm域を使うようにしたところ、何とかピントを合わせられるようになりました。
あとはシャッターを切りまくるだけです。
ほとんどがボツ写真でしたが、何枚かは使えそうなものがありました。
もっとも一番上の写真以外はかなりトリミングしてますが・・・。
ピントが外れています。
まあ、見ようによっては見れると思いますのでご容赦を。
クロスジギンヤンマ オス 2007年5月14日 神奈川県
このトンボを見つけて思ったこと2つ・・・。
まず、羽化。
通常6月初旬です。
ひと月は早いですね。
あまり早すぎると恋をするチャンスが少なくなるのでは?なんて心配してしまいます。
次に場所。
ここは池です。
通常ミヤマサナエの幼虫は河川の中下流に生息しています。
止水域にはいないと思っていました。
この池の水源は湧水が中心です。
水は北西から湧き出し南東に溜まっています。
その東の岸で見つけました。
産卵したメスはこの池の一部を流水域と感じたのでしょうか?
正面から写そうと動いたとき、飛び立ってしまいました。
弱々しく羽ばたきながら、遠くの草にとまりました。
望遠300mm(450mm相当)で写し、ピクセル等倍でこの程度です。
未熟のうちは山地の尾根すじなどで過ごします。
ここあたりの山地と言えば丹沢か箱根ですが、ここからは同じくらいの距離なんでどっちへ向かうのかな?
抜け殻は記念に持ち帰りました。
ミヤマサナエ メス 羽化 2007年5月8日 神奈川県
6時35分、昨日紹介した貯水槽に到着。
・・・が、遅かったようで既に飛び立っていました。
もう1頭枯れ茎の根元にいたヤゴは妙な格好で沈んでいました。
引き上げてみると腹部を食われて死んでいます。
犯人は肉食の水棲昆虫だと思いますが、皮を残して中だけを食べるヤツって何でしょうか?
まさかゲンゴロウ? まさかね。
別の貯水槽に移動しました。
ここは道路に面しているので危険防止のネットで覆われています。
脇の草に抜け殻がいくつかついています。
この貯水槽全体では20を超える抜け殻がありました。
見かけと違いヤゴが暮らすにはいい環境なのでしょう。
ところで、メスはどこに産卵するのでしょうか?
クロスジギンヤンマは水中に産卵はせず、浮葉植物などの組織内に産み付けます。
そのようなものにたどり着くにはネットの中に入らねばなりません。
自ら潜り込むのでしょうか?
・・・産卵の件はひとまず保留しましょう。
ここでの羽化は容易くはないようです。
試練というか運というか・・・。
ネットの中に羽化後1~2日経過していると思われる個体が2頭いました。
メス
ネットの中から取り出すと・・・あらら、後翅がありません。
伸びなかったのでしょうか?
こちらはオス。
ぱっと見、なんでもないように思えますが・・・
実は翅がよじれています。(濡れているのはネットの中から取り出す時、貯水槽に落としてしまったからです。)
そばの草には別のオスがとまっていました。
こちらも羽化後1~2日経っているようです。
横から見ると・・・翅が伸びきらないまま乾いています。
残念ながら3頭とも羽化不全でした。(ネット内の不全個体がネットの影響を受けているかどうかはわかりません。)
無事羽化した個体を見つけられなかったのは既に飛び立ってしまったからでしょう。
クロスジギンヤンマ 2007年5月3日 神奈川県