トンボみっけ+

気になるムシを写しては適当につぶやいてます。(掲載した記事・写真等の無断複写・転載を禁じます。)

こんなのがあった(その3)

2008-11-28 21:36:24 | トンボ

 

ウスバキトンボ  2005年12月1日 神奈川県

例年、ウスバキトンボは10月下旬には見られなくなるのだが、この年はどういうわけか師走初日に1頭確認した。 

たしか暖かな秋だったので、ヤゴも寒さにやられることなく成長し、羽化したのだろうと思っている。

でも、暖かいといっても所詮初冬の暖かさ、ウスバキトンボには寒すぎる。 

弱々しく飛んでるうちに、池に落下してしまった。

Usubakitonbo_3556


こんなのがあった(その2)

2008-11-26 00:40:12 | トンボ

 

オオヤマトンボ 羽化殻  2006年8月3日 神奈川県

毎年、飛びモノを狙っているのだが、うまくいかない。 

ここはヘラブナ釣りの人が多く、落ち着かないのだ。(言い訳です。) 

Ooyamatonbo_0010043

 

オオヤマトンボ 終齢(亜終齢?)ヤゴ  2005年9月27日 神奈川県

水に浮いているのを見つけた時には、既にお亡くなりになっていた。 

死因は不明。

葉を棺に見立て送り出した。

Ooyamatonbo_0010680


こんなのがあった(その1)

2008-11-24 20:27:43 | トンボ

 

今日は雨。

なんとなく画像データの整理を始めたら、いくつか気になるものが出てきた。

・・・というわけで、いきなりですが、シーズンオフ企画 「おぉ~ こんなのがあった!」 の始まり始まり~ 

(たいしたものはありませんし、すぐに終わってしまうかもしれませんよ。 キッパリ!)

 

オオルリボシヤンマ 産卵  2005年9月21日 神奈川県

平地近くの池で写したもの。 

県内での分布は山地に限られ、平地での記録は少ないと思う。

Ooruriboshiyanma_1730

 

ルリボシヤンマ 産卵  2005年10月4日 神奈川県

ここは川の脇にあった涸れることがない水たまり。 

残念なことに昨年の大水で埋まってしまった。 

ヤブ・タカネなども目の前で見れるお気に入りの場所だったのに・・・。

Ruriboshiyanma_2000


奇なるツーショット(詳報)

2008-11-19 23:38:19 | トンボ

 

水辺でヒメアカネを写していたら、足元から緑色に輝くトンボが飛び出てきた。 

すぐにはとまらず、周辺をゆったり飛び回っている。

「オオアオイト? でも、かなり粉がふいているぞ?」 

「アオイト? ここにはいないし、飛び方も違う?」 

「えっ? 何?」 と追いかけながら考えるが、

「まさか、カワ・・・?」 と思い始めたとたん、鼓動が高まるのを感じた。

やがて、トンボはとまり、寄ってじっくり見ると、やはりまさかのニホンカワトンボ(成熟オス)。 

鼓動はMAXとなり、ただ遮二無二写す。 

今起こっていることを考える余裕はない。

Nihonkawatonbo_2211

 

カワトンボは春を代表するトンボ。 

3月下旬から現れ、5月にピークを迎え、7月には姿を消す。 

例外的に湧水域では秋まで見れる場所もあるというが、ここは環境が違う

(ここから200mほどのところに湧水が小さく短い流れをつくっている場所がある。 そこでは春にニホンカワトンボが発生しており、この個体もそこで発生した可能性があるのではと思い始めている。 2009年9月19日追記) 

そんなトンボを晩秋に見ようとは思ってもいなかった。

Nihonkawatonbo_2247  

Nihonkawatonbo_2253

 

やがて、楽しもうと思う気持ちが出てきた。 

せっかくなので、秋を感じるものを背景にと写したのがこれ。 

初めて秋っぽさを出せたと思う。(笑)

Nihonkawatonbo_2212

 

でも、極めつけはアキアカネのオスとのツーショット。 

未熟なアキアカネとの組み合わせは有り得るが、成熟した個体とのそれはなかなかお目にかかれないと思う。 

いい記念になった。

Kawatoaki_2300

念のため、県立生命の星・地球博物館へ報告。 

すると、ここでは昨年も発生例があったとのこと。 

単に発生がずれたケースが2年続いたのか、それとも・・・。 

興味が尽きませんね。

 

2008年11月18日 神奈川県  


充分なんですが

2008-11-19 12:18:09 | トンボ

 

ハグロトンボが遅くまで見られる川へ行ってみた。

小一時間かけて探して、見つけたのはオス1頭のみ。 

遅くまで残る個体が、年々少なくなってきている気がする。

Hagurotonbo_1874

 

この日(18日)は日差しが暖かく感じられ、このトンボも元気に飛び回っていたが、19日から20日にかけて真冬並みの寒波が来るとの予報。

Hagurotonbo_1909

 

次にここに来れるのは月末。 

それまで持ちこたえてくれるだろうか。

Hagurotonbo_1888

 

ハグロトンボ 2008年11月18日 神奈川県


たまには野の花でも

2008-11-12 22:32:42 | 添え物

 

花を載せるのは初めて。

紫がかった青がひときわ目に付いたリンドウの花。 

紅葉の季節に咲くという。

Rindou_1949

 

う~ん、やっぱり柄じゃないな~。 

ピントの位置や構図なんかも、どこに合わせていいかわからないし・・・。 

花は難しいです。

Rindou_2071

 

リンドウを写した林道からサナエが多産する渓流を望む。(こりゃ寒っ!)

Akinokeiryuu_2101

 

2008年11月12日 神奈川県


またまた珍客

2008-11-08 08:46:06 | 虫たち

 

またまた職場へ珍客がやって来た。

それはキンボシハネカクシ。 

見るも初めて、聞くも初めての種。 

なぜか室内にいたのだから驚く。

Kinboshihanekakushi0012817_

 

こんな姿だが、ハネカクシは甲虫の仲間。

ネットで、普段はどのような場所で生活しているかなど生態を調べたがよくわからない。 

人目に付きづらいという意味で珍しい種かもしれない。

Kinboshihanekakushi_0012820

これを見つけてくれた、もう一人の虫好きさんに感謝です。

 

2008年11月7日 神奈川県


秋を感じ取る

2008-11-06 08:47:08 | トンボ

 

とあるビオトープ。 

9月中頃に訪れてから約1月半。 

わんさかいたアオイトトンボも今日はオス2頭のみ。

Aoitotonbo_1600

 

日向にいるオオアオイトトンボ(オス)を見ると、秋が深まったんだなぁ~と感じてしまう。

Ooaoitotonbo_1614

他にはアキアカネ オス1、マユタテアカネ オス1のみ。

 

2008年11月4日 神奈川県 


一本の榎

2008-11-04 19:39:54 | 虫たち

 

里山の農道脇のエノキ。 

何ともないごく普通の木だが、1頭の幼虫を見つけ写しているうちに、次から次へといろんな虫が見つかり、楽しいのなんの。

Enoki_1824

 

ゴマダラチョウの幼虫

エノキを見るとついつい探したくなってしまう。

Gomadaracyou_1731

 

でも本音はオオムラサキを見つけたい。(笑)

Gomadaracyou_1746

 

アリグモのメス

アリそっくりのクモ。 

アリは6本脚、クモは8本脚。 

前の2本が触角のように見える。

Arigumo_1797

 

正面から見ればやっぱりクモ。 

お食事中のよう。 

千と千尋に出ていたかもしれない。(笑)

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トドノネオオワタムシかな?

いわゆる雪虫。 

晩秋から初冬によく見かけるため、冬の使者っぽく言われるが、本当は年に数回発生するので、夏でも見ることができるらしい。1年間を通して何度も世代交代をしている。 

ただ、翅を持つタイプが現れるのは春~夏、秋の2回だけらしい。(2008/11/7 訂正)

(雪虫とよばれる仲間は何種かいるようなので、正確なところはよくわかりません。)

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トホシテントウの幼虫

エノキに絡みついたカラスウリの葉にいた。

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しっかし、このトゲは凄いな。

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コロギス

夜行性のため、昼間は巣の中で身を潜めている。

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これが巣

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こんな雰囲気

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いつもは車で走り抜けてしまう道。 

たまには歩いてみるのも面白い。

 

2008年11月4日 神奈川県