オニヤンマは日本で最大のトンボです。
体長(頭から腹の先端まで)は約10cm、翅の開帳は14cmにもなります。
捕まえた時、「でっけえ!」とその大きさに驚いた方も多いと思います。
羽化殻(ヤゴの抜け殻)です。
そんな巨体なので羽化の際はしっかりとした足場を見つける必要があります。
この木道はもってこいの場所でしょう。
頭が反り返っているのは、羽化した成虫が翅や体を乾かすため摑まっていたからです。
でも、しっかりとした足場が常に見つかるとは限りません。
こんな不安定なところで羽化したものもいます。
本能で選ぶのでしょうけど人から見ると「おいおい」って感じですかね。
オニヤンマ 羽化殻 2006年6月30日 神奈川県