トンボみっけ+

気になるムシを写しては適当につぶやいてます。(掲載した記事・写真等の無断複写・転載を禁じます。)

どうなっちゃう?

2020-10-29 23:08:22 | 虫たち
久しぶりの散策。
行き先はいつもの場所ばっかし。

ホトトギス。 
園芸家に人気の山野草、ムシ好きにはルリタテハの食草として有名。 
農道脇で咲いていた。

夏に咲いていたらカミキリが集まって来そうな花。 
サラシナショウマというらしい。

移動して雑木林へ。
6月に来た時は緑に覆われていた木が枯れている。

木くずがいっぱい。 
こりゃひどい。。

反対側もご覧の有り様。
カシノナガキクイムシによるナラ枯れだと思う。

成虫が穿入したらしき穴。 
こういう穴がたくさん開いていた。
来年の春、この木から大量の新成虫が発生する可能性もあるという。 
それがこの雑木林に広がって・・・ 恐ろしい。

林内を歩いていると大きめのチョウが飛び立つことがある。 
少し飛び、地面にとまる。 
クロコノマチョウだ。 
緑の葉など翅の色と違う場所にとまると見つけやすいのだが、枯葉や枯れ枝にとまられるともう見つからない。

一頭写っているけど、わかりますか?(禁じ手ぎみだけど)


林縁の暖かい場所にはホソミイトトンボ。
いつの間にか一番身近なトンボになっている。

車で30分ほど移動。
7月にオオムラサキを写したクヌギ林へ。
ここでもカシノナガキクイムシの食害が起こっていた。
10月末なのに樹液の臭いがほのかにする。
オオスズメバチやアカタテハが舐めている樹液は穿孔から出ているもの。

根元にオオスズメバチの死骸があった。
想像だが、樹液を舐めている間に気温が下がり動けなくなり、朝方の低温で死んでしまったのでは。

エノキにはアカボシゴマダラの幼虫。

お腹をパンパンにしたムネアカハラビロカマキリのメス。
探さずとも普通に見つかる。

いやいや、どうなっちゃう。。

2020年10月29日 神奈川県