昨年、モートンがたくさん発生した休耕田、2007年12月21日の様子です。
多少の湿り気はあるものの水はありません。(隣の田んぼが田植えの準備にかかるまで水はきません。)
この状態ではたして羽化するのか危惧していましたら、今日、オス未熟1頭、メス未熟1頭を見ることができました。
一見するとただの乾燥した休耕田ですが、ここのどこかに何ヶ月も水が無い時期を乗り越えることができる秘密があるのでしょう。
それともモートンのヤゴに特性があるのでしょうか?
ちなみに、ここで羽化するもう1種(ヤゴで冬を越す仲間)はハラビロトンボです。(たぶん)
何はともあれ、羽化が始りました。
昨年のように大量発生するかどうかはわかりませんが、絶えることがないよう願わずにはいられません。
モートンイトトンボ メス 未熟 2008年6月11日 神奈川県
トンボの産地として有名な沼に行ってきました。ちょうど今は春のトンボと夏のトンボが入れ替わる時期、年間で最も多くの種類が見れるのです。
残念ながら、ベッコウやトラフなど春早く現れる仲間は既に姿を消しており、見ることはできませんでしたが、それでも20種ほど見ることができました。
モノサシトンボ
メス
オス
いやいや、さすが有名地だけあって個体数が多いです。
普段は少なすぎて被写体に困るのに、ここは多すぎて、何を写して良いのかわからない感覚に陥っていまいました。
カップル
せっかく来たんだからとあれやこれや写しましたが、帰宅して画像を確認すると、どれもこれも中途半端なものばかり・・・。
ベニイトトンボ
オス
神奈川では経験できないほどのトンボを見て、完全に浮かれてしまったようです。
少数精鋭の神奈川の環境が、いかに集中できるかあらためて思い知りました。(笑)
オスとカップル
2008年6月10日 静岡県
思惑は外れましたが、いっぱいありました。 夏が楽しみです。
Ⅰ、Ⅱ
マルタンは夜間に羽化し、夜明けとともに飛び立ちます。
羽化を観察するには夜中に出かけねばなりません。
でも億劫なんで、何とか楽に羽化個体だけでも見れないものかと思っていました。
Ⅲ
まれに、夜間羽化する仲間でも、午前中くらいまで羽化殻に掴まった状態でじっとしている個体を見たことがあります。
その時の気象条件が理由のひとつではないでしょうか?
Ⅳ
昨晩の天気予報では早朝3時ころまで雨、以降曇り、9時頃から晴れです。
おっ! 雨で羽化開始が遅れ、翅の乾きも遅れ、朝までじっとしている・・・
もしかして、チャンスかも!
Ⅴ、Ⅵ
朝、起きると見事に晴れ上がっていました。
天気の回復が早かったようです。
普段なら喜ばしいのですが、今日ばかりはがっかりです。
諦め半分行ってみると、やはり抜け殻ばかり・・・。
せめて4時くらいに行っていれば、もしかしたらがあったかもしれませんね。
Ⅶ
マルタンヤンマ 羽化殻 2008年6月6日 神奈川県