ジョニーのメモリアルナイト

センチなジョニーの独り言

ボレロ

2006-02-28 14:16:49 | My Favorite Music
ボレロ(ラヴェルの)の生演奏を厚生年金会館で聞いたことがある。昔なので、どこのオーケストラか忘れてしまったが、東急グループが後援のコンサートだったことは覚えている。名フィルではなかったような気がする。

一つのリズムが一つの楽器から始まり最後はオーケストラ全体で演奏される壮大さを生演奏で聞いて凄く感動した。あのリズムを間違いなく、あんな長い時間刻み続けられるのも凄いなと思った。

このボレロを押尾コータローのギターで聞いた。矢田亜希子とラブラブなのは押尾学なので間違えないように。昨年末のBS-2での井上陽水「空想ハイウェイ」でも共演していてギターテクニックが凄いなと感心した。

ジュニアがギターを練習していて、押尾のDVD「So HAPPY」をバイブルのようにしていたので見せてもらったら、ギターだけで「ボレロ」を弾いていたが、これが凄かった。どこからこんな色んな音が出てくるの?1本のギターでオーケストラのボレロを表現しきっていた。イヤーたまげた。凄いわ!!押尾コータロー。

サルビアの花

2006-02-27 12:01:16 | My Favorite Music
土曜日にNHK BS-2の「フォーク特集」を見たら、早川義男さんが出ていた。フォークに詳しいワイフでも早川さんは知らない。ジャックスは?といってもジャックスも知らない。ジャックスの「からっぽの世界」は時代の状況を反映したシュールな歌で作詞作曲が早川さんだった。

「サルビアの花」は「もとまろ」という女の子3人組のグループ が唄った歌でヒットしたので、40代以上の人は覚えているかもしれない。この曲を作ったのも早川さんだ。土曜日は早川さんがピアノの弾き語りでこの歌を唄ったが、知らない人はかなりビックリしただろう。もとまろのさわやかな唄とは全然別の「さるびあの花」とひらがなで表現したほうが的確な情炎たっぷりな唄いっぷりだったからだ。

ワイフも「何このサルビアの花?」という感想だった。

今の時代には絶対に受けない唄いっぷりの早川さんは、一時期本屋のオヤジをしていて朝日新聞にも書評を書いている。早川さんが出した本「ラブ・ゼネレーション」にある「格好良いことはなんて格好悪いことなんだろう」みたいに、自分自身の思うがままの人生を歩んでいるみたいでボクはとっても好きな人だ。

立っているだけでエレガント

2006-02-26 12:42:20 | 雑感
オリンピックの女子フィギュア中継を見ていたら、NHKの刈屋 富士雄アナウンサーが外国の選手(誰だったか忘れたが)を評して言った言葉がこの「立っているだけでエレガント」だ。こう評しただけに相当の思い入れがあったのだろうと思う。この選手の中継中はアナウンサーにあるまじきことか殆ど話をしないで、多分演技に見とれていたと思われる(責めているわけではなく、微笑ましい)。

あまり話をしないので見かねて解説の佐藤由香さんが「刈屋さんお気に入りの選手でさすがにエレガントで華麗ですね」と話をふっても返事すらしないのにはワイフ共々大笑い。曰く「よっぽどお気に入りなんだね」と。

今、家ではこの言葉が大ブレイク中です。


ピラティス

2006-02-25 14:45:18 | 雑感
指をけがしているので最近筋トレが出来ない。このままでは、ブヨブヨな体に戻ってしまうという危機感が取りあえずケガをしてない右手でのダンベルトレーニングを復活さえた。でも右だけ筋肉がついてもバランスが悪いので、少な目のトレーニングだ。

ネットで引っかかったのが「2週間で下半身むっちりを解消!!」が謳い文句の「ピラティス」だった。呼吸法と普段使わない骨盤低筋などコアな筋肉を鍛えてお腹廻りをすっきりさせれるらしい。
http://diet.goo.ne.jp/member/topics/0509_no1/index.html
このページを参考に先週からやり始めた。TVの番組欄を見ていたらNHK教育で「ピラティス」がオンエアされていたので、それも参考にして組み合わせてやり始めた。

腹筋トレーニングを始めると、1週間以内に以前よりお腹がふくれてしまう状態になり、トレーニングが意味がないと思いこみやめてしまっていた。同じコトを数回繰り返したので、ふくれてしまう状態を乗り越えれば素晴らしい明日が見えるのではと今回はピラティスを継続している。そしたら今日、心なしかお腹廻りがスッキリしてきた。

今度こそ、成功か?割れるような腹筋になれるか?ピラティスは本物か?
1ヶ月経過した、3月15日に最終報告をしようと思っているのだ。

きっこの日記

2006-02-23 14:22:18 | 雑感
今では松岡きっこといってもわからない人のほうが多いが、このブログタイトルからボクの頭に浮かんだ名前が谷隼人の奥さんだが、松岡きっこのブログではない。

誰だかのブログにリンクがあったので見てみたら、芸能や社会事件の裏情報が事細かに書いてあって引きつけられた。今話題の民主党の永田議員のメールなんぞや小さい小さいという暴露ネタが満載だ。しかも本当っぽいから面白い。興味のある方はググってみてみたらいかがでしょうか?

プロフィールだとヘアメイクさんだが、彼女がしっている情報はそんじょそこらのトップ屋(古いね)風情は目じゃないくらい精通している。この虚構の世界で本人を誰だと特定するのは意味がないけれど、書き手は1人だが情報提供者は複数いると見たがどうだろう。そういえば、複数の週刊誌の記者が表に出すことができない暴露ネタを披露している(あまり更新されないのでブックマークをはずしてしまった)ホームページがあったが、何となく匂いが似ている。

でも、きっこにはがんばってほしいと思っているのだ。

ジョニーウォーカー青

2006-02-22 12:41:36 | 本と作家
イアンランキンを読了した後、素敵な人お薦めの伊坂幸太郎「オーデュポンの祈り」を読み始めた。読み始めたがどうにも合わない。文体が薄っぺらくて、でも初期の作品なら欠点はありつつも光るものがあるのではと読み進めたが舞台の設定についていけなかった。

仙台市の近くにある島で何百年間か島以外の人間が訪れたことがなくて、轟という人間だけが外界との接触があるまでは「この設定で新潮ミステリ大賞?」と?が点滅しながらも、ここからもっと意外な展開があるのだと言い聞かせ先にすすんだが、案山子が言葉を話し未来を予測するに至って力つきた。残りをパラパラめくって斜め読みしたが残りもあまり変化がなかった。

なので、今朝からスペンサーシリーズの最新作「冷たい銃声」を読み始めた。この中で出てきたウィスキーが「ジョニーウォーカー 青」だ。ジョニ赤、ジョニ黒は知っていたが「青ラベル」があるのを何十年か生きてきて今日初めてしった。

長生きするもんだなあと言う感想と共に、どんな味がするか一度飲んでみたいと思ったのだ、朝っぱらから。

クリュグ クロ・デュ・メニル 

2006-02-21 14:03:39 | グルメ
シャンパンでは巷でよくいわれるドン・ペリことドン・ペリニョンが最高だと思っていた。12月に1921年のクロ・ド・ラ・ロッシュ ドクター・バロレを飲ませていただく機会があった。このワインの会にボクはてぶらで行ったのだが、同席されたNさんはちゃんとこのワインにふさわしいお土産を持参された。

そのうちの1本がシャンパンのクリュグ「クロ・デュ・メニル」だった。飲んだ感想は今までのシャンパンのイメージとは全然違って、白ワインが発泡していると言った方が的確だ。そして泡も微炭酸の泡でとても滑らかな喉ごしだった。

こんなシャンパンがあったなら、今後はこのシャンパンを飲もうと思って意気込んでいたらとてもボクの手の届くような金額ではなかった。そして、クリュグだけでなくサロンもドン・ペリなんか目じゃないと知ってシャンパンも奥が深いものだと知ったのだ。

血に問えば

2006-02-20 14:43:35 | 本と作家
久しぶりに1冊の本を読み終えることができた。イアンランキンの「血に問えば」である。リーバス刑事シリーズは本を買うお金がなかったころ、図書館で見つけた秀作だ。なので、自宅には1冊もないけれどお気に入りの作家の1人だ。

マイクルコナリーのハリーボッシュとリーバスは共通点が多く、警察組織を逸脱した捜査で犯人を見つけたり謎をとくスタイル(刑事が主人公だとみんな同じような設定になるかもしれない)、ボッシュはジャズが好きで、リーバスはロックが好きで音楽が適度なスパイスとして用いられている点、離婚している点(ボッシュの最新作では?だが)などだ。

そして2作とも全体に流れる暗さは非常に似ている。どちらかと言えばリーバスのほうがより暗い気がするけれど。お酒を飲むシーンや美味しい食べ物の表現が出てこないのはいかにもイギリスらしくていい。

この作品の後、2作発表されていてそれも早く読みたいのだが、素敵な人お薦めの「伊坂幸太郎」を借りてきているので、それを読んでからになってしまう。

スイカ、イコカ、ピタパ

2006-02-18 13:34:55 | 雑感
昨日は大阪へ出張、事務所を移転するので何件か見て回った。移動は不動産やさんが車に乗せてくれた。それが終わって尼崎の会社を訪問することにした。尼崎までは阪神電車で移動する。2月1日からICカードが導入されたみたいで名前を「ピタパ」というらしい。

出張の移動で一々切符を買うのは面倒なので、東京では「スイカ」大阪では先日「イコカ」(全てICカードの名称)を買って利用している。

失敗したのは「イコカ」を買った後で大阪でも「スイカ」が使えるのを知った。昨日は「スイカ」しか持っていなくて(2枚持っていて接触させると、どちらを認識していいのかわからないのでピンポーンと鳴る。もう1回やったのだ)阪神の駅員さんに「スイカは使えますか?」と聞いたら「イコカしか使えません」。

JR西日本は「イコカ」「スイカ」が両方使える、それなら「イコカ」が使える阪神で「スイカ」が使えてもいいだろうと考えるが「スイカ」を持っている人が阪神を利用する確率は凄く低いと思われるので自分でも納得。

納得出来ないのは東海地方でもJRがICカード対応にするらしいが、「イコカ」「スイカ」と互換性がないと発表があった。何のための民営化だったの?と思ってしまう。

変なオヤジ

2006-02-15 12:02:20 | 雑感
この歳になっても、淡い恋だの、素敵な人に会えてうれしかったなど言っているのでボクも相当変なオヤジかもしれない。

今日の通勤電車で見たオヤジは嗜好が変わっていた。ラッシュアワーをすぎた時間帯だが立っている人も多くボクも立っていた。ボクの目の前に座っていたオヤジは仕事なのだろうしきりにペンを持って、計算しながら何か書いていた。その事自体は全然変ではなかった。

仕事を終えて書類をカバンにしまったオヤジを何気なく見ていたら、ポケットからあるものを口に入れて食べ始めたのだ。ガムやアメはわかる。ボクもよく食べるからだ。でもそのオヤジが口に入れたのはなんと「するめ」だったのだ。あの炙って食べる「するめ」だ。しかもご丁寧に足付きの「するめ」だった。

この時間に「するめ?」、電車の中で「するめ?」頭の中に?マークが点滅するボクをお構いなしにオヤジは10分ほどするめを噛みしめていた。