Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

ロシア風餃子 ペルメニィ

2006-12-13 12:21:00 | その他各国料理 autres pays
ロシア風水餃子 ペルメニィを作りました。でもイタリアのトルテリー二みたい。



先頃より餃子が食べたいと憧れ。でも餃子の皮 小さな地方都市では手に入りません。一度正方形のワンタンの皮を丸に切り作ったことも在りますが一寸薄めの皮で物足りなく今日は皮を作ろうと。(今日は厚すぎましたが。苦笑)
と思っていたら外地に住む娘からママ ピロシキが食べたいからクリスマスに帰国した時に作ってねとメイルが。(彼女ロシアに家庭滞在したことがありお料理の上手な人に当たって美味しいロシアの家庭料理を沢山食べたのです。)一度も作ったことが無いので一寸研究と入江麻木さんの本を見たらペルメニィのレシピが目に。材料が全部家にあったのでこれに変更。

 材料

 皮

強力粉 300g
卵 1/2
水 120cc
塩 少々
 
卵を溶いて水を加え塩を少々。振るった小麦粉を少しずつ加えよくこねる。固いこね粉に.布巾で包んで冷蔵庫で30ー1時間寝かせる。寝かせる時間が長いほうがよさそうなので半日寝かせました。

 具

合挽き肉 350g
にんにく 2片 摩り下ろし
玉葱1/4 摩り下ろし
ほうれん草 茹でたもの 万能葱 少々(これは私の好みで)
塩こしょう

全部を粘りが出るまで手で捏ねる。



打ち粉の上徐々に伸ばし(過程は皆さんご存知だろうと思うので省略) 最終的には3mmの厚さに。
円形にぬいて 中に具を 大1ほど載せ半円に。そしてクルリと。写真のように。ほらトルテリー二みたいでしょ?

大きなお鍋に塩とローリエそしてくっ付かないようにオイルを垂らし浮いてくるまで。

今日はキャベツ沢山の野菜スープを用意その中に。紫キャベツも家にあったのでロシア風でもあるしビーツの色にもなるし 使用しようかとも思ったのだけれどペルメニィに色がつくと困るので止め。
野菜スープはキャベツ(一度湯がいて千切り フランスでは消化のため一度さっと湯がいてから調理します)人参 玉葱 しょうがとにんにく微塵切りをバターでさっと炒め クミン( これもキャベツの消化のため)を振りチキンのブイヨンを足し野菜が柔らかくなるまで煮ただけです。最後にインゲンの茹でたもの。
塩こしょうと隠し味の醤油 色の付かないように仕上げ。
さっぱりスープなので作り置きのペストソースとパルメザンチーズをかけたのでロシア風がイタリア風に変換?



裏話

15個くらい型を抜いたらが時間が無くなり残りの生地は急きょタギリアテルにしてしまいました。ペストソースで食べたら大好評。いつも手打ちパスタを作る時イタリア風のレシピだと卵が沢山入っています。今日の皮のレシピは卵はほんの少し。それがイタリア風パスタにぴったり。私この方が好みだわと思いました。

残ったお肉も片栗粉を少し混ぜお団子にして湯がきこれも沢山作ったスープの中に入れて 2回分の食事ができましたよ。

手打ちのパスタは既成の生パスタとは比べられない程美味しいです。それに消化の良いこと。我が家ノメンバー。生パスタ生パスタと騒いでいます。マンマならぬママの私は粉だらけで苦闘。
フランスで粉の中に手を入れて働く女性は美しいという表現があるよと横でニヤニヤしながら 夫。彼と次女は強烈なパスタフアンなのです。


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