Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

フォワグラはフランス年末のお節料理?

2006-12-30 17:07:17 | オードブル Hors-d'oeuvre
今年の大晦日は主人と2人きり。(若い人達は皆で集まり食事に外出)何も作らずフォワグラのみのシンプル オードブルのディナーにしようと思っています。



フランスのクリスマス 大晦日の献立に入れるお決まりの物。まるで日本の正月のお節料理に欠かせない食べ物のようなリストは何でしょう? ご興味のある方のために書いて見ます。クリスマスに際して書けばよかったのですが。遅ればせながら。
クリスマスも大晦日も同じような物を用意。

牡蠣
スモークサーモン
ブーダン ブラン(トリュッフの香り付け)
フォワグラ
七面鳥のマロン詰ロースト,シャポン(去勢鶏)、鴨、鵞鳥等のロースト。
ラングスト(伊勢海老)ラングスティン(小さめのラングスト)、海老の釜揚げ
チーズの盛り合わせ
胡桃 ノワゼット アーモンド等の木の実に ダーツ 干イチジク アーモンド菓子等の盛り合わせは室内装飾にも。
チョコレートにビュッシュ型のケーキ
シャンペン
全部揃え無くともこれらの物を頭において準備が始まります。我が家はあまりこだわらず好みの献立にしますが 少しずつでも全部揃える方々多いです。


フォワグラは家庭で作る人も沢山います。でも多くの人は購入。私も作ります。でも昨年に今年は横着。購入組に。そして今年は義妹よりのプレゼントが。冷蔵庫に入れたけれど凄く美味しいそうな予感です。
この季節近くなると色々な雑誌にどのマークの物がとか色々評価。
でも私も義妹も職人さんの作った物を選ぶことが多いです。
上の2つの写真は昨年のクリスマス。何故2つ飾りつけが違うの?とお思いになるでしょう?
如何飾ったら良いかと試してみたのです。どちらを選んだと思います?去年は家族4人。4人様々違う飾りつけにして各々好きな物を選びました。(家族内だから良い話ですよね。)



昨年フォワグラとトリュッフで有名なぺリゴール地方の県庁所在地ペリグーの町をクリスマス前に訪れました。 5つくらいのテーブルが並び好きな物 昼間だけ開店 暖かいお料理も食べられるマルシェの近くの素敵なお惣菜屋さんに目を留め中に入って見ました。美味しそうな匂いに主人はフォワグラを注文。(上の写真)添えてあるのはパンデピス(香料と蜂蜜の沢山入ったライ麦パンと言うかお菓子に近いパン)に赤玉葱のコンポート
私はセップのムース。(下の写真)ムースの中に沢山セップのが微塵切り.上にはセップのソテー。鴨の燻製穂生ハムとフォワグラがサラダの上に飛び散りバルザミ酢とノワゼットのオイルのソースがかかっていました。グラスワインも。モンバジヤック。お店の専用のカーブ。
もちろんフォワグラもワインも購入して帰宅。それが去年のクリスマスの物。



ところでフォワグラを食べる時に相性の良いものは。
普通はパンドミーといって牛乳砂糖バターの入った食パンのようなパンのトーストと賞味します。
でも相性の良い付け合せが
前述したパンデピスに玉葱のコンポート
胡桃 イチジク 葡萄 など甘味のあるものとよく合うのです。ワインも甘味のある芳香ワイン ソーテルヌ、バルザック、モンバジヤック 等など。
そしてもちろんシャンペンも!

大晦日は警察は大活動。あちらこちらアルコールテストに風船を抱えて控えています。

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