というわけで、本日、タイヤ交換の後、「迷子の警察音楽隊」と「マイ・ブルーベリー・ナイツ」を鑑賞してきました。
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「迷子の警察音楽隊」は、文化交流のためイスラエルにやって来た、エジプトのアレキサンドリア警察音楽隊が迷子になってしまった、一夜の騒動を描いた作品です。
長年敵対する国の市民レベルの交流や、生真面目で誇り高き楽団長と対極をなす奔放な若き団員の確執や理解し合う姿を借りて、国や宗教、世代が違っても心を通わせることができるということを訴えているようでした。
制作がイスラエルということですが、実際の政治問題もこの映画のように相手を思い遣る気持ちで解決して欲しいですね。
また、この映画のように市民の間にお互いを憎む感情が無いことを期待します。
スクリーンに流れる音楽はイスラエルのものかアラブのものか分かりませんが、哀愁を感じさせる切ないメロディーでした。
一夜の物語でしたが、幾つかのエピソードでゆっくりと時間が流れているようでした。
私の好きな作品です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/38/e6ed253068471e0b0e29e2d49a26af9b.jpg)
「マイ・ブルーベリー・ナイツ」は、香港の名匠ウォン・カーウァイ監督、グラミー賞歌手ノラ・ジョーンズ主演の作品です。
失恋したエリザベスがその傷心を癒し乗り越えるために、ニューヨークを離れ旅に出て新しい生活を始めます。
そこで、悩みや心に傷を持つ、それぞれの人生を歩んでいる人々と出会い、エピソードに遭遇し成長していく彼女の姿を描いています。
あくまでも私の感想ですが、それぞれのエピソードの方がドラマチックでオムニバスのような印象を受けました。
また、全体を通してアメリカ人の感覚とは違うんだろうなと思って鑑賞しました。(悪い意味ではありません。)
音楽で溢れたとても綺麗な映像の素敵な作品でした。
ところで、「迷子の警察音楽隊」は39席とそのシネコンの中で一番小さなシアターでの上映でした。
入場者が予想以上だったのか、通路に折りたたみ椅子を置いての上映開始となりました。
初めて見る光景でした。
上映して貰えるだけでも嬉しいことですが、できればもう少し大きなシアターで上映して欲しかったですね。
とても良い映画なのですから。
本日も良い映画を鑑賞することができて、とても素敵な1日になりました。
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