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犬神家の一族 映画版

2023年07月21日 | 映画(ネタばれ)邦画

録画した犬神家の一族の映画。

なんと、金田一耕助は、古谷一行でなく、石坂浩二だったという

そして映画は、3時間もあった

ドラマも2夜に分けての3時間だったかな。

ボリューム満点

映画は、石坂浩二で2本(1976、2006)制作されております。

30年の時を経て、金田一が同一俳優でって、すごいなぁ。

今回は1976年版を4K復刻版での放送でした。

確かに、金田一は単なるストーリーテラーだから、年齢は関係ないよなと納得

 

ドラマ版は、金田一耕助役には、古谷一行他7人もいるらしい

「時かけ」以来のリメイクの多さ

人気作品なんやなぁ。

私は、その中の吉岡版しか見てないけどね。

でも、吉岡版はだいぶ良かったので、満足してます。

 

映画は、4K復刻版とはいえ、映像の感じがすでに怖い

こりゃ、子供は入り口で回れ右しますよ。

そして、石坂浩二が若い!!別人レベル!!

冒頭の入り方は、吉岡版とほぼ同じですね。

ストーリーも、中盤までは忠実に同じ。

白マスクは、佐清にそっくりに作ったマスクだとか(そーなの?)

中盤から終盤にかけて、大きく枝分かれていきます。

まず、青沼静馬のキャラが全く違ってました

逆さ足の説明は、やっぱり今回をもってしても謎ですね。

「佐清が死体を湖に放り込んだ」と説明してましたが、放り込んであんなになる!?納得いかず。

あと、やっぱりラストは吉岡秀隆版とは違ってました。

ですよね~、令和版の結末は「そうくる!?」

って、ラストに向けて緩みかけてた緊張が一気に復活した。

ここは、物語の結末の相違だからして、だいぶ大きな違いです。

 

私の好みは、全体的、結末も含めて、令和版(吉岡くん)ですね(きっぱり)

話の流れも、展開も、はしょり方も、ラストも、見せ方も令和版がスマート。

まぁ、時代もありますが。(何せ映画は50年前に制作されているので、だいぶハンデがあるよね

でも、あの昭和時代にしれっとBLが。

今でこそ普通に受け入れますが、50年近く前にこのテイストはかなりの冒険。

その証拠に、BLも1つの愛のかたちではなく、変態という感じにはなってます

うむむ。

やはり子供には見せられないか

 

映画の一番の見どころ(聴きどころ)は、何と言っても「愛のバラード」

冒頭流れてきた瞬間、

あーーー!忘れてた!これこれ、この曲!!

となりました。

ラストに流れてきた時には、哀愁すら感じました。

名曲だね。

ピアノの発表会で、エリさんが弾いた「男はつらいよ」

に続いて、ユイさんのピアノの発表会に「愛のバラード」リクエストしようかしら

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