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2011年03月28日 | 雑談(社会問題)

震災の余波が地味に・・・いや、派手に広がっています。

依然行方不明の人も多数いるらしいですが、それよりも原発の方の関心度が高く、

行方不明者の扱いが小さくなっているような。

身内の生死が確認されないことの心労は大変なものだと思います。

原発は大きな問題ですが、せめて家屋の復旧活動よりも、

安否確認を最優先してあげてほしいと思ってしまいます。

各地で募金活動もすさまじく、今や至る所で募金箱を目にします。

中には、「本当に募金目的か?」と思うような箱もあり、募金は正規ルートで行いたい。

有名人の募金活動も活発で、数千万単位の募金がされています。

これから何十年と続く復旧作業、一時だけの募金を大きく取り扱うのもいかがなものか。

有名人が1日街頭に立ったとして、継続しなければ意味がない。

各都道府県が一時的に受け入れ体制をとったところで、1年後、2年後に放り出す

ことになるのではなかろうか。

というふうなこともささやかれていますが、被災者は、そんな先のことは誰も考えていない気がする。

今、寒さから逃れられれば、暖かい布団で寝られれば、温かい食べ物が食べられれば、

それでうれしいのだと思う。

1回こっきりの募金に意味がないことはない。

例えは悪いですが、野良猫にエサをあげることは、一見優しさのようで、明日も明後日もあげられないなら、逆に可哀相なこと。

ではないはず。

野良猫は、1回エサを貰えたからって、明日も明後日ももらえるなんて思っていないでしょう。

今、「エサがもらえてうれしい」ただそれだけ。

明日もらえないから「うれしくない」わけではないのです。

何が言いたいかと言いますと、

する側の勝手な?憶測でつべこべ講釈並べて一歩も踏み出せずにいるよりも、

その場限りでも、1日限りでも、自分で動いている人は素晴らしいと思う。

有名人は、メディアによって過剰に取り立たされるから、「なんだよ、ちょっと募金活動したぐらいで」

みたいに思われがちだけど、それでも、素晴らしいことに変わりはない。

私もささやかな募金をしました。

しました。なんて大げさなものではございません。

自己満足かもしれません。

でも、それでもしないよりは良いと思っています。

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