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天国の本屋

2006年04月27日 | 映画(ネタばれ)邦画
玉山鉄二と竹内結子主演の映画。

題名どおり、天国の話。

二人ともピアニストという設定なんだけど、
やっぱりピアノっていいなぁ・・・

自分が弾けないからそう思うのかもしれないけど、

ピアノって、繊細で刹那的で高貴なイメージ。

映画が、現実と違う世界を描くという意味では、

ピアノは効果的だと思う。

 天国には、心に傷をもった人がたくさんいる。
 下界にも、心に傷をもった人がたくさんいる。
 生きていても、死んでいても、100年は苦しみは消えない。

という設定(だと思う)

逆に言えば、100年経てばまた新しい人生を歩めるということなのだが。

考えれば、変な設定だ。

香川照之が出てるのだけど、今回もまたまたええ役なのよ。

この人の演技力で、役が良く見えるというのも多分にあると思うけど。

竹内結子と香川照之のバトルは、なかなか見応えありでした。

場面展開は、現実世界と天国とを行ったり来たりする。

竹内結子が一人二役してるのだけど、彼女のためにこういう設定にしたのかしら?

って思うほど、竹内結子を魅力的に見せていました。

かぇる的には、やっぱり元気な竹内結子に魅力を感じます。

玉鉄は、普通でした。

別に玉鉄じゃなくてもええやろ、でもまぁ玉鉄でもええけどな、みたいな。

よくありがちな、受け身な青年って感じ。
それはそうと、最後のテロップに「監督 篠原哲雄」と出ててビックリ

そう かぇるの心のバイブル的映画「月とキャベツ」の監督なのです。

そう言われると、ラストシーン、

玉鉄と竹内結子(若者コンビ)を、

下界(この世)と天国(あの世)から、花火とピアノの演出で、

香川照之とショウコさん(中年コンビ)が見守るシーン。

篠原ワールドかもしれない
かぇるは、きゅーんとなりました

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