マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

イライラするのは神様からの啓示だと思うことにしている話

2020-07-11 | 日々の暮らし
ここ1週間くらい、今まで使っていたモノを次々と処分しています。
なぜなら、使っていてイライラし始めたからです。

モノを使っているとき、あるいはメンテナンスをしているときにイライラする気持ちが湧いてきたら、個人的には神様からの「もう処分しなさい」という啓示だと思うことにしています。
今回は、私がモノを処分する際のメンタル面のお話です。

この1週間でイライラしたモノ
【ハサミ】
紙類は普通に切れるのですが、ビニールやプラ製フィルム包装、表面がツルツルしたモノが切れないため、イライラ。
金曜日に、処分しました。

【リユースして使っていたランドリーラック】
サイズ感が以前から微妙で、セットするカゴの方をラックに合わせて買い替えていましたが、そのことにイライラ。
そして、もともと違うモノをラックとして改造したために、不安定でイライラ。
見た目も汚くなってきたので、処分します。

【使用済みチャック付きビニールバッグ】
少し前のブログでも綴りましたが、ごみを密封して入れようとストックしていたら、母が新品と間違えて使おうとしたことと、ごみ袋としては使い辛いことに、イライラ。
いつの間にか枚数も増えて、イライラ。
処分しました。

【備え付け食器乾燥機の棚】
マンションにもともとついていた食器乾燥機。
最初の10年くらいは使っていましたが、メンテナンスが行き届かなかったために、今は吊り棚として使用しています。
中の仕切り棚の錆が酷く、塗装も剥がれてきていて、そのかけらがボロボロと落ちてくるので、イライラ。
なんとなく使っていましたが、汚いので取り外して、金曜日に処分しました。

【バスマット】
振り返れば、ずいぶん長い間取り替えていませんでした(苦笑)
そのためか、水の吸収が悪くなっていて、イライラ。
次の火曜日に、処分します。
新しいマットは、月曜日までに買いに行く予定です。

【少なくなってきたヴァセリン】
保湿に使っていて、ニベアと併用していましたが、似たようなモノが2つあることに、イライラ。
少なくなってきた方を、処分することにしました。

【分別用のごみ箱】
缶、ビン、ペットボトルを入れていた箱なのですが、使い勝手がしっくりこなくて、イライラ。
処分はせずに、プラごみを入れることにして、缶、ビン、ペットボトルは袋だけで対応することにしました。

【ビンの蓋を開けるツール】
名前がわかりませんが、ビンの蓋などが硬くて開かないときに、挟んで使うツールです。
時々しか出番がない割には、場所も取るし、他のモノを摂りだすときに邪魔になっていて、イライラ。
ビンの蓋を開けるツールは、他にもあるので、火曜日に処分します。

【すりこぎ棒】
使うだろうと思っていましたが、ほとんど出番がなく、引き出しの中でムダに鎮座していて、イライラ。
とりあえず、処分して、どうしても必要だと感じたら、新しいすりこぎ棒を買います。

【おろし器】
陶器製と金属製を所有していましたが、陶器は重たいし大きさが中途半端で引き出しの中で納まりが悪いので、イライラ。
金属製の方が利便性が高そうなので、陶器の方を処分します。

挙げていたら、キリがなくなってきました(笑)
よく、これだけモノにイライラさせられていて、長い間使い続けてきたなあ、と感心してしまいますね(苦笑)

イライラする要素はモノであることが多い
何かをしていて、どうにもこうにもイライラしたり、モヤモヤしながら続けていることって、案外多いです。
そのイライラやモヤモヤは、何に対してなのかを考えてみると、例えば人間関係だとしたら、相手の考え方や行動に対してだと思いがちですが、モノが媒介しているがためにイライラしたりモヤモヤしていることも、多い気がします。

そのことに気が付いたのは、母の行動です。
これまで、母の行動にイライラすることがあると、本人に意見することが多かったのですが、よくよく考えてみると、使っているモノがなければ、母はこの行動をしないのではないか?と考えるようになりました。

例えば、子どもが高価で大事にしているモノを触るので、やめさせたいから叱るとします。
しかし、何度叱っても繰り返すので、イライラが募っていきます。
躾はたしかに大事なのですが、もしも、そのモノがなかったら、子どもが触ることもなくなり、子どもを叱る必要もなくなり、イライラそのものが発生しません。
子どもの場合は、躾や経験といったことも大切なので、モノを取り払ってしまうことだけでは解決しませんが、そもそもなくても困らないモノであるならば、目につかない場所へ移すか、処分してしまう方が、気持ちの上でスッキリします。

老い先短い母の場合は、子どもとは違い、躾の必要はありません(というか、いまさらしたくないですし)
できれば、私も母の行動によってイライラすることは、排除していきたいです。
最近、イライラを感じたモノに、分別用のごみ箱がありますが、これも元々は母の行動がきっかけでした。
分別用ごみ箱へは、入れたらいけないごみを入れてしまうことがよくあるので、いつも「違うでしょ」と注意したり、時にはイライラして声を荒げたりしていました。
しかし、よくよく考えたら、母の認知力はかなり低下しているので、ごみ箱がいくつもあったら、どれに何を入れていいのかわからなくなっているのだと思います。
であれば、ごみ箱を減らして、間違えて入れてしまう確率を下げることにしようと思いました。

このように、冷静になって考えてみたら、モノがなければ行動に結びつかないことって、割とあるのですよね。
ですから、最近では、少しでもイライラしたら、まずモノに目を向けて考えるようにしています。

「手放しなさい」と神様が言っている
しかしながら、これまで使い慣れてきたモノであれば、イライラする原因だと気が付かないことの方が、きっと多いはず。
ですから、これまで使っていてもイライラすることがなかったのに、どこかの時点でイライラやモヤモヤを感じるようになったら、これは神様がそろそろ何かを処分したほうがいいよ、と教えてくれているのだと、思うようにしました。

最近になって、イライラすることと同時に、すごくモヤモヤする時間が増えていたので、きっと不要なモノをそろそろ処分する時期なのだろうと思い、今週はあちこち確認しては、不要と思ったモノをごみ袋へ放り込んでいます。
まだ、完全にスッキリしたわけではありませんが、神様の啓示は間違ってはいないのかな、と思う次第です(笑)
あともう少しで、なんとなく一段落できそうなので、火曜日までに不要品のチェックをしていく予定です。

処分するタイミングを決めておくと楽
明らかに要らないモノであれば、すぐにでも処分することができますが、少しでも気持ちが乗っかっているモノであると、なかなか処分に至りませんよね。
しかし、いつかは処分しなければならないモノであれば、処分するタイミングを1つだけはっきりさせておけば、いざ片付けをする際に、意思決定が楽になります。

私の場合、処分する条件の他に、今回綴っているように、自分の感情を1つのタイミングとしています。
何故かイライラする、どこかモヤモヤする、といった負の感情が増えてきたら、よし、このタイミングで不要品を出しまくるぞ、と決めています。

ただ、感情にだけ任せていると、返って迷いが出てくる場合もあります。
そういうときは、期限を決めるやり方が有効だと思います。
どうしても、処分に踏み切れないモノがあったら、日付をどこかに記しておいて、その日までに使わなかったり、気に留めることもなかったりしたら、処分。

根拠のないタイミングでも、もちろんいいと思います。
例えば、誕生日の前日とか。
1つ歳をとる前に、過去の自分(の部屋)をきれいにする意味でも、なかなかいいかもしれません。
それに、誕生日はプレゼントをもらう日でもありますから、前もって不要品を処分しておくと、置き場所にも困らなくて、いいですよね。

そういえば、お付き合いしている人と別れたりしたら、相手から貰ったモノを処分してしまう人、結構いますから、そういう節目は、何かを処分するために訪れるのかもしれませんね。


ということで、最後はモノを処分するタイミングの話になってしまいましたが、それもやはり遠回しに神様からの「処分しなさい」という啓示なのかもしれません(笑)
暮らしの中で、神様からの啓示はどれなのか?
少し気にしてみるだけで、余計なモノを持たずに済むようになるかもしれませんね。