我が家で、炊飯器を手放して早20年くらい?
いえ、もっと経っているかもしれません。
本日は、炊飯器を買わない、持っていない理由について綴ります。
我が家の炊飯器の歴史(笑)
私がまだ、幼稚園に入園する前くらいまでは、ガス式の炊飯器を使っていた我が家。
はっきりと覚えているわけではありませんが、結構大きな炊飯窯で、5合以上は炊けるモノだったと記憶しています。
幼児の私を含めて、家族4人分を炊くには十分な大きさでした。
当時、電気炊飯器は当然販売はされていたのですが、何故かガス式を使っていたのは、もしかしたら炊飯器の値段や光熱費を比較した結果、ガスの方が安く済んでいたからかもしれません。
ただ、ガス式だとどうしても手入れが面倒になるようで、母はずっと電気炊飯器に替えたかったようです。
幼稚園に通う頃には、我が家にも電気炊飯器が導入されましたが、大きなガス式炊飯器を使っていたので、当時の家庭用炊飯器では一番大きいサイズを購入していたのではないかと思います。
父も私も兄も、当時は弁当が必要だったので(私が幼稚園に通ってる当時、兄は中学生で、給食のない学校でした)、たくさん炊く必要があったみたいです。
その後、壊れては買い替えて、私が社会人になっても当然のように使っていました。
母は、モノを持ちすぎる人、処分できない人で、ストックも山ほど持っていないと気が済まない性質です。
家電品も、何故だか予備やストックを持ちたがり、セールをしていると、まだ現役で使っている炊飯器や電気ポットがあるにも関わらず、購入してしまっていました。
ある日炊飯器が壊れた
私が不要品を処分し始めたころから、母がムダにストックを持っていることにイライラしていたのですが、ある日炊飯器が壊れて使えなくなりました。
すぐに、ストックの炊飯器を出そうとした母でしたが、残念なことにモノが溢れすぎて、ストックしておいた炊飯器が出せません(苦笑)
仕方がないので、しばらくは鍋を使ってご飯を炊いていました。
しばらくして、母が炊飯器を買いに行きたいと言い出したので、まだ未使用の炊飯器がどこかにあるから、買わないでくれと頼んで、それは受け入れられました。
そうこうしているうちに、母がご飯は鍋で炊くから、炊飯器は要らないかも、と言い出しました。
理由はおそらく、テレビで鍋で炊くと美味しいという情報を仕入れたからだと思います(笑)
また、少し日数が経ってから、とうとう未使用の炊飯器はリサイクルショップへ持って行こう、と言い出しました。
どうも、鍋で炊く方がいろいろとメリットがあると思い始めたからのようでした。
その日以来、我が家では炊飯器は一度も買っていませんが、その代わりご飯を炊くための鍋がたくさん増えました(笑)
母は、つまらないことにこだわる悪い癖があるので、ごはんがおいしく炊けると謳われている商品を買い求めては、収納に押し込めいましたね。
まったく、呆れるほどモノを増やす人です。
鍋でごはんを炊く
母は、いろいろな鍋を買っては、試しにご飯を炊いて、気に入ればそれをずっと使っていました。
私が家事をするようになる直前まで使っていたのは、錆びない加工がしてある鉄の鍋でした。
母は、これでごはんを炊くのがお気に入りでしたが、とにかく重たい(苦笑)
私も、母がうるさいので、しばらくの間その鍋でごはんを炊いていましたが、洗うときに疲れてしまうので、家にあるいろいろな鍋を試しながら、今はコーニングウェアの鍋を使っています。
今となっては、母と私だけしか食事をしませんから、そんなに多くのごはんを炊く必要はありません。
1度の炊飯で1.5合から2合も炊けば、十分です。
以前は多めに炊いて、冷凍保存もしていましたが、冷凍保存も結構面倒くさいので、今はその日に食べる分だけしか炊かなくなりました。
鍋でごはんを炊くメリットとしては、以下のようなことがあります。
・炊飯中に電源コードを気にしなくていい
・どこにでもしまえる
・使い終わったら鍋を洗うだけでいい(電気は本体と中の窯を別々に洗ったりメンテナンスが必要)
・電気炊飯器で炊くごはんと比べても遜色なくおいしい
しかし、デメリットもあります。
・炊き上がるまで火加減を見ていなくてはいけない
・保温はできない
・油断すると焦げる
我が家の場合は、ごはんを炊く傍らでおかずの用意もするので、タイマーを上手に活用すれば、火加減の調整は特に問題なくできていますが、気を抜くと少しだけ行き過ぎたおこげができます(苦笑)
保温に関しては、その日に食べる分しか炊かないので、残ったら冷蔵庫に入れて、食べるときに電子レンジで温めて食べています。
メリットとデメリットを考えた上で、私は鍋で炊く方が合っているように思います。
丁寧でもミニマルでもシンプルでもない
鍋でごはんを炊くと、丁寧な暮らしをしているとか、ミニマルな生活をしているとか、シンプルライフを送っているイメージに繋がることもあるでしょうが、私の場合はただただ、電気炊飯器のメンテナンスが面倒に思えるし、何より買いに行くのが面倒に感じているので、炊飯器は買いません(苦笑)
炊飯器に限りませんが、長く使い続ける必要があるモノを買いに行く際は、利便性や機能が気になり、散々調べてから電気店へ赴くのですが、たくさんの商品を目の当たりにすると、当然心が揺れてしまいます。
もしかしたら、こっちの方が我が家には合っているのではないか、あっちの方が使いやすいのではないか、と迷いに迷って、気が付いたら小1時間は過ぎています。
そうなると、自分で下調べした時間と店頭でさんざん悩んだ時間が、すごく勿体ない気がしてきて、今後これを買って、また買い替える際に、またこんなに時間をかけて悩むのであれば、いっそない方がいいのでは?
ということになりかねないので、今なくても困らないモノに関しては、買わないこと前提で暮らしています(笑)
ただ、私がズボラで面倒くさがりで、かつ優柔不断(というより慎重に選びすぎ?)なだけで、丁寧でもミニマルでもシンプルでもないということだけは、はっきり言えます。
まあ、鍋でごはんを炊くことに関しては面倒ではありますが、そこに付属する動作を考えると、面倒なのは炊くときだけなのですよね。
だから、今後は身体的理由が発生しない限り、電気炊飯器を購入することはありません。
なんだか、今回は思い付きで、炊飯器を買わない理由を綴りました。
最近、「私が捨てた(手放した)モノ」というテーマで配信されている動画を立て続けに目にしたので、私が炊飯器を使わない理由って、何だっただろう?
と思い、備忘録として残すのもいいかな、と思った次第です。
ただ、電気炊飯器を否定する気はなくて、家族が多いとか子どもがまだ小さくて鍋の火加減に気を配ることが難しいという人は、各家庭に合う炊飯器を使ってほしいな、と思っています。
いえ、もっと経っているかもしれません。
本日は、炊飯器を買わない、持っていない理由について綴ります。
我が家の炊飯器の歴史(笑)
私がまだ、幼稚園に入園する前くらいまでは、ガス式の炊飯器を使っていた我が家。
はっきりと覚えているわけではありませんが、結構大きな炊飯窯で、5合以上は炊けるモノだったと記憶しています。
幼児の私を含めて、家族4人分を炊くには十分な大きさでした。
当時、電気炊飯器は当然販売はされていたのですが、何故かガス式を使っていたのは、もしかしたら炊飯器の値段や光熱費を比較した結果、ガスの方が安く済んでいたからかもしれません。
ただ、ガス式だとどうしても手入れが面倒になるようで、母はずっと電気炊飯器に替えたかったようです。
幼稚園に通う頃には、我が家にも電気炊飯器が導入されましたが、大きなガス式炊飯器を使っていたので、当時の家庭用炊飯器では一番大きいサイズを購入していたのではないかと思います。
父も私も兄も、当時は弁当が必要だったので(私が幼稚園に通ってる当時、兄は中学生で、給食のない学校でした)、たくさん炊く必要があったみたいです。
その後、壊れては買い替えて、私が社会人になっても当然のように使っていました。
母は、モノを持ちすぎる人、処分できない人で、ストックも山ほど持っていないと気が済まない性質です。
家電品も、何故だか予備やストックを持ちたがり、セールをしていると、まだ現役で使っている炊飯器や電気ポットがあるにも関わらず、購入してしまっていました。
ある日炊飯器が壊れた
私が不要品を処分し始めたころから、母がムダにストックを持っていることにイライラしていたのですが、ある日炊飯器が壊れて使えなくなりました。
すぐに、ストックの炊飯器を出そうとした母でしたが、残念なことにモノが溢れすぎて、ストックしておいた炊飯器が出せません(苦笑)
仕方がないので、しばらくは鍋を使ってご飯を炊いていました。
しばらくして、母が炊飯器を買いに行きたいと言い出したので、まだ未使用の炊飯器がどこかにあるから、買わないでくれと頼んで、それは受け入れられました。
そうこうしているうちに、母がご飯は鍋で炊くから、炊飯器は要らないかも、と言い出しました。
理由はおそらく、テレビで鍋で炊くと美味しいという情報を仕入れたからだと思います(笑)
また、少し日数が経ってから、とうとう未使用の炊飯器はリサイクルショップへ持って行こう、と言い出しました。
どうも、鍋で炊く方がいろいろとメリットがあると思い始めたからのようでした。
その日以来、我が家では炊飯器は一度も買っていませんが、その代わりご飯を炊くための鍋がたくさん増えました(笑)
母は、つまらないことにこだわる悪い癖があるので、ごはんがおいしく炊けると謳われている商品を買い求めては、収納に押し込めいましたね。
まったく、呆れるほどモノを増やす人です。
鍋でごはんを炊く
母は、いろいろな鍋を買っては、試しにご飯を炊いて、気に入ればそれをずっと使っていました。
私が家事をするようになる直前まで使っていたのは、錆びない加工がしてある鉄の鍋でした。
母は、これでごはんを炊くのがお気に入りでしたが、とにかく重たい(苦笑)
私も、母がうるさいので、しばらくの間その鍋でごはんを炊いていましたが、洗うときに疲れてしまうので、家にあるいろいろな鍋を試しながら、今はコーニングウェアの鍋を使っています。
今となっては、母と私だけしか食事をしませんから、そんなに多くのごはんを炊く必要はありません。
1度の炊飯で1.5合から2合も炊けば、十分です。
以前は多めに炊いて、冷凍保存もしていましたが、冷凍保存も結構面倒くさいので、今はその日に食べる分だけしか炊かなくなりました。
鍋でごはんを炊くメリットとしては、以下のようなことがあります。
・炊飯中に電源コードを気にしなくていい
・どこにでもしまえる
・使い終わったら鍋を洗うだけでいい(電気は本体と中の窯を別々に洗ったりメンテナンスが必要)
・電気炊飯器で炊くごはんと比べても遜色なくおいしい
しかし、デメリットもあります。
・炊き上がるまで火加減を見ていなくてはいけない
・保温はできない
・油断すると焦げる
我が家の場合は、ごはんを炊く傍らでおかずの用意もするので、タイマーを上手に活用すれば、火加減の調整は特に問題なくできていますが、気を抜くと少しだけ行き過ぎたおこげができます(苦笑)
保温に関しては、その日に食べる分しか炊かないので、残ったら冷蔵庫に入れて、食べるときに電子レンジで温めて食べています。
メリットとデメリットを考えた上で、私は鍋で炊く方が合っているように思います。
丁寧でもミニマルでもシンプルでもない
鍋でごはんを炊くと、丁寧な暮らしをしているとか、ミニマルな生活をしているとか、シンプルライフを送っているイメージに繋がることもあるでしょうが、私の場合はただただ、電気炊飯器のメンテナンスが面倒に思えるし、何より買いに行くのが面倒に感じているので、炊飯器は買いません(苦笑)
炊飯器に限りませんが、長く使い続ける必要があるモノを買いに行く際は、利便性や機能が気になり、散々調べてから電気店へ赴くのですが、たくさんの商品を目の当たりにすると、当然心が揺れてしまいます。
もしかしたら、こっちの方が我が家には合っているのではないか、あっちの方が使いやすいのではないか、と迷いに迷って、気が付いたら小1時間は過ぎています。
そうなると、自分で下調べした時間と店頭でさんざん悩んだ時間が、すごく勿体ない気がしてきて、今後これを買って、また買い替える際に、またこんなに時間をかけて悩むのであれば、いっそない方がいいのでは?
ということになりかねないので、今なくても困らないモノに関しては、買わないこと前提で暮らしています(笑)
ただ、私がズボラで面倒くさがりで、かつ優柔不断(というより慎重に選びすぎ?)なだけで、丁寧でもミニマルでもシンプルでもないということだけは、はっきり言えます。
まあ、鍋でごはんを炊くことに関しては面倒ではありますが、そこに付属する動作を考えると、面倒なのは炊くときだけなのですよね。
だから、今後は身体的理由が発生しない限り、電気炊飯器を購入することはありません。
なんだか、今回は思い付きで、炊飯器を買わない理由を綴りました。
最近、「私が捨てた(手放した)モノ」というテーマで配信されている動画を立て続けに目にしたので、私が炊飯器を使わない理由って、何だっただろう?
と思い、備忘録として残すのもいいかな、と思った次第です。
ただ、電気炊飯器を否定する気はなくて、家族が多いとか子どもがまだ小さくて鍋の火加減に気を配ることが難しいという人は、各家庭に合う炊飯器を使ってほしいな、と思っています。