4月に獅子吼の山に行ったあのときは、奥獅子吼までは行かなかったが、柴犬を2匹連れた女性とすれ違った。2匹のうち、一方は茶系の混じった毛色の犬で、もう一方はとても元気な筋肉隆々の黒柴だ。
5月6日に奥獅子吼まで行った帰り道、その「一行」と再びすれ違った。
実は登山を開始する前から、駐車場で犬を二匹連れた人を見かけたのだが、それがこの「一行」だった。
私は前回の事をしっかり覚えているが、先方は全く分からない様子だったけれども、前回の時は、「この犬触っても良いですか?」「大丈夫ですよ、人間が大好きな子(犬)ですから」「そうですか」と言いながら撫でようとすると、その犬は前足を私のズボンに付けて、泥を付けまくった。おかげで、私のズボンには柴犬の前足の「足形」がしっかり付いたのだが、これは「柴犬あるある」なのだ。
そして今回も、すれ違う時にその黒い柴犬を撫でて、「この子は何という名前ですか?」と聞いたら、最初は「柴犬です」と言う。そこで私は、その柴犬に向かって「何と言うお名前ですか?」と聞いた。そうしたら、その女性が「小太郎」だと言う。「小太郎」か。また会いたいなあ。