三味線の調弦をする。本調子・二上り・三下り!
調子笛で合わす。尺八の音をもらい 合わす。チューナーで合わす。
最近はいろいろな方法があります。
私が民謡に携わった頃は、取り敢えず先生の三味線の音に合わすことから始めました。
それから調子笛で合わすことを覚え、あちこちの教室に三味線伴奏に行くようになってからは、
講師の先生の尺八の「ロ」 イロハのロ! から一の糸~三の糸~二の糸を合わせることを学びました。
ある日の舞台で何曲も三味線伴奏をしていて、調子を変える時、
尺八の先生の音とどうしても合わすことが出来ない場面に遭遇しました。
尺八と三味線の音色の違いが理解出来ていなかったのです。それが尺八を正式に習う切っ掛けになりました。(笑)
先日もある楽屋でプロの三味線奏者の先生がチューナーで合わしているから、
尺八の音程を合わして欲しいと注文が付けられました。
しっかり尺八の音と三味線の音を合わすことが出来て一人前だと思っていますが、
なかなかその境地にたどり着けません。(>_<)
三味線初心者の方に簡単に調弦が出来る方法としてチューナーを使っていただきますが、
初心に返って尺八の律のしっかりした音で調弦することを目標に教室運営をして行かなければと
思う今日この頃です。♪(^_^)