暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

トンチンカンの走行距離課税❔

2022-11-07 04:27:15 | 暮らしの中で


【知れば知るほど愚策としか言いようがない】脱炭素社会を掲げ、EV普及にブレ-キの
トンチンカンな踏み違いの話に・・・政府の税制調査会で議論が始まったと報じられた。
EV(電気自動車)の走行距離に応じて課税というのだ・・EV、ガソリン税の様に燃料に対する課税の
仕組みがない、このため、EVの普及が進めば【道路財源】の減収が進むとして、新たな課税制度の
検討に入ったわけだが・・・EVの普及は【脱炭素社会】を掲げる日本政府が積極的に・・
取り組んできたのではなかったのか・・・・10月6日の衆院本会議で、岸田政府政権が、
脱炭素化へのチャレンジに当たり、【自動車の電動化を進めることは重要と】訴え・・・・・
【今般策定する総合経済対策の重点事項としてGX投資を掲げ、
       その中に電気自動車等の購入支援を盛り込んでいます】と説明していたはずだ。
【道路が傷むから課税だ、などと言い始めたら自転車だって人だって同じだ】理屈になってはいない。

買って税金・持って税金・乗って税金・走って税金・古くて税金という三重苦いやそれ以上の苦渋を、
日本のドライバ-は強いられることになる・・・
課税の理由は電子化によるシステム開発の経費の上乗せということで、コスト削減のために電子化した
はずが本末転倒のような気もする、システムの維持管理を考えるとずっと上がり続けるだろう。

走行距離課税という考えで若者の車離れが叫ばれて久しいが、21年度の運転免許統計によれば、
10代~20代の運転免許保有者数は約1087万人‣・約1742万人だった01年度版とくらべれば20年間で、
実に655万人も減っている‥・地方では自動車は生活に必要で生きていけない人も出てくるだろう。
全て国を動かす血流であるその血の流れを妨げるような行為は、この国の死に直結するのではないか!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする