第8波の入り口か新型コロナの拡大か❔オミクロン株の新たな変異ウイルスが❔出てきている。
BQ1・BQ11・XBB・重症化は❔コロナとインフル同時感染で懸念される【肺炎の重症化リスク】
昭和大学医学部の二木芳人教授(臨床感染症学)の説明によると・・・
新型コロナウイルスの流行が始まった2シーズン、世界的にインフルエンザ流行は低水準だったが、
今シーズンは、日本より一足早い冬を迎えたオ-ストラリアで、インフルエンザがコロナ拡大前と
同じ程度に流行しており、2年余り日本ではインフルエンザの流行がなかったことから、
インフルエンザの免疫を獲得している人の割合が少ないが海外からの旅行者が増えるなか、
日本でもインフルエンザの流行が広がることが危惧されている・・これから冬場を迎え第8波の流行が
起きるとコロナ感染者45万人、インフルエンザ感染者30万人、あわせて75万人の感染者が出るケ-スを
政府は想定しているのだ、最も懸念されるのは新型コロナとインフルエンザの2種類のウイルスに同時に
感染する【フルロナ】という・フルロナにかかければ・・・二木氏はさらに語る・・・・、
通常、ヒトが1つのウイルスに感染すると、別のウイルスには感染しににくなる【ウイルス干渉】という、
現症ができます、ところがコロナとインフルエンザのウイルスは、ウイルス干渉が起こらずに感染する
事例がアメリカ・ブラジル・イスラエルなどで報告がされている・・気がかりなのが、フルロナになって
しまった場合、重症化リスクが高まり重症化が懸念される症状の1つが、肺へのダメ-ジである。
肺炎では、インフルエンザでは二次感染型肺炎、新型コロナでは肺の中でウイルスが増殖するウイルス性
肺炎をそれぞれ起こすリスクがあり、単独感染よりも同時感染の方が重症化しやすいことが考えられます。
コロナウイルスの変異株T【D614G】とインフルエンザのウイルスをハムスタ-感染させて検討したら
肺炎においては単独感染より重症化しさらに回復が遅れることが明らかに判明し、新型コロナと・・
インフルエンザの病原性が足し算されたようなイメ-ジを認識したと・・二木氏は語る
新たな局面を迎えることになりそうなコロナ第8波、日ごろの感染対策を改めて確認しておく姿勢が
私たちに求められている・・・・【備えあれば憂いなし】で事前にウイルス予防をしましょう。