久しぶりの生花のアレンジメント制作
3週間近く生のお花のアレンジメントを作っていませんでしたので
今日はとっても新鮮な気分🎶
なのですが…
「ヴィンデント」 絡まる様子を表現するデザインです
今週のプロフェッショナルコースのカリキュラムデザインです
規則性を作らず、絡まりの様子を表現する
しかも、美しい絡まりであって、
「グチャグチャ」にこんがらがっているのではない!
かなりハードルの高いデザインです
今回はテキストでは水盤の上に最終的には直径40センチほどのドームを作るようなイメージですが、
そのドームの土台となるものはドラゴンヤナギで作り始めます
私は久しぶりの生花アレンジメントでしたので、ひとまわりサイズを大きくしてみました
直径50センチほどと設定
こんな感じにヤナギで土台を作りました
この作品は最初のヤナギで作る土台のラインがとても重要です
ヤナギの茎自体にはのウネウネさがありますが、それで作るドームのフレームが
単調なラインにならないように気をつけねばなりません
このヤナギのフレーム自体が絡み合ってできているように見せることが必要です
所々、ワイヤーで留めたり、先端の細い部分同士を絡ませたり、結んでみたり
不自然さを感じさせないようにします
実物で見ると、この直径50センチのドームはかなり大きいサイズです
この中にこれから花材入れていきますが、ドーム内の空間の取り方も重要
密度もドームのフレームのうえいくほど薄くします
今回はレッスン花材に2種類の花をプラスしてみました
黄色い小ぶりのトルコキキョウ
黄色いオンシジューム
久しぶりのアレンジ制作なので、明るく華やいだ気分になるように黄色の花をプラスしたのです
こんな風にしてみました
これ、まだ完成ではありません
最後にベアグラスを使って、絡まりをしっかり表現していきます
ベアグラス、なかなか扱いにくいかもしれませんが、このベアグラスの入れかたが
とても重要です
2本、3本が並行な感じに並んでしまうと、作品としての絡まりがほとんど感じることができなくなってしまいます
ベアグラスを最後に入れ込んで、絡まりとプラス、ドームの丸い感じもさらに強調していくのです
「ヴィンデント」
見て綺麗だなぁ、美しいなぁというデザインとは言えませんが、
作りがいのある、プロフェッショナルコースにふさわしいデザインだと思います
自分の表現力を図る作品ですね(^ ^)