7月いけばなコースのAdvanced の作品
エルシェープ
フラワーアレンジメントコースのgradually の基本形でもあります
アレンジメントの方のエルシェープは
たくさんの花材を使って
シャープな「L」という文字を作るのですが
この「たくさんの花材」がネックとなり
なかなか思い通りの「L」にはなりにくいのです
ちなみにこの間久しぶりに作ったのがこちら
つまり、
花材の長さや角度、
本数の調整が難しい💦のです
それに対していけばなコースの場合、元々使用花
材の本数が少なく、
「この花材はここに使ってくださいね〜」
というのがはっきりと分かります😅
すごく作りやすいのです
ただ、ツボ型花器にアルミワイヤーでの花留めは
慣れないとかなり難関です
もちろん何がなんでもアルミワイヤーを使用しなければならないのだ!と、いうわけではありません
今週のレッスンでは、生花アレンジコースの生徒さんで、このいけばなコースの「エルシェープ」を作りたいという方が多いので、
今回は
フローラルフォーム仕様の
いけばな「エルシェープ」を参考として作ってみました☺️
テキスト掲載デザインでは
Lの垂直縦ラインのところに
ストレリチアが2本使われていますが
私が花材調達した教室では
ストレリチア1本
ヘリコニア2本でした
Lの水平横ラインにはアレカヤシ2枚を使います
非常に葉先が長いので、他の花材とのバランスを取るために葉先はカットした方が良いでしょう
2枚のヤシの長さは特に決まりはなく、
同じ長さまたは長短をつけるは自由です
が、2枚が上下に重ならないように
向きは変えましょう
ヘリコニア2本と、ストレリチア1本の使い方も
特には決まっていませんが
ストレリチアの花は方向性をはっきりと示してしまう形なので
この3本の花材がバラバラの印象にならない事が重要です
少し左側から
少し右側から
少し上から
中心部辺り
いけばなの作品デザインをフローラルフォームを花留めとする場合、
花器口よりもフローラルフォームを1センチ~2センチ下げます
花材の分量が少なく
花器よりも高くフローラルフォームを出してしまうと、カバーリンクする花材がなくて、
丸見えになっています
また、今回の花材のヤシと白デンファレ
かなり茎を矯めてしならせ、優雅なラインを作っています
花器は高さのあるものが良いですね(^^)
少ないお花ですが、
スッキリとしつつ
優雅なエルシェープになりました(^^)
皆さんの作品楽しみにしていますね😊