フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

ヒーリングフラワー ~光触媒加工のアーティフィシャルフラワーアレンジメント~

2020年08月13日 | フラワーアレンジメント
残暑お見舞い申し上げます
ホントに殺人的な暑さが
続いていますが、
皆様おかわりありませんか?

先週の土曜日から夏休みをとって
レッスンはお休みしています
さて、今週のレッスンカリキュラムは
「ヒーリングフラワー」

生花ではないので
制作希望の方たちの花材を取寄せ、
(もちろん、私の分も😁)
サンプル作品を作ってみました

花材はこのような感じです






器は
「ポット付き陶器製デザインフレーム」
薄いピンク色で
蝶々と葉っぱのレリーフ模様が施されています
でも、陶器製なので
大きさの割には重い!
落としたら 確実に割れます😆

光触媒加工のアーティフィシャルフラワーの方
テキスト写真の印象よりも
ダークシック?な感じです💦
胡蝶蘭はブルーグレー系
インディゴブルーのサクラも
少しシルバーがかってはいますが
かなり濃いブルーです
水色のバラと黄緑のピンポンマムが
妙に明るい色で
作品として地味に暗くならないように
仕上げるのには
「う〜ん、これはなかなか
難しいかも💦」という印象でした

胡蝶蘭の色がとにかく思っていたものより
グレーがかっていたので
まずこれをどうしようかと考えました

「あ!インディゴブルーのサクラが
シルバーっぽい感じなんだから…」
そうだ!シルバーのグリッタースプレー!
キラキラにしたら違う印象になるはず!




かなりキラキラにしちゃいました😁

さあ、これでとりあえず基本花材のみを使ってアレンジしてみました

アレンジする際に気をつけたのは
①器となる陶器製のフレームに
レリーフ模様がある点
②長方形のフレームから
どの程度花材をはみ出させるかという点

この2点です

私の考えとしては…

レリーフ模様がある場合は、
その模様はある程度見せるべきである、
その模様もデザインの一部と捉えて
アレンジのデザイン構成をするべきだと
考えます

また、フレーム作品を作る場合、
花材がはみ出る分量はほどほどにすべき、
花材は左右非対称配置で
フレームの四隅の角の存在を
ちゃんと見せて
ベースが四角いフレームである事が
分かるようにすることです

その代わり
アレンジのデザインは
全く自由!
テキスト参考作品のデザインは
かなり花が自由奔放に
配置されているように感じましたが
これは好みの問題なので
作り手にお任せです

私はあまり自由奔放は落ち着かないので
オーソドックスにまとめました




胡蝶蘭の左横にある
シルバーの小さな花は
手持ちのクリスタルピンです
あまりにもダークなので
キラリと光るものを入れたくなりました

また、黄緑色のピンポンマムは
色がなんだか浮いてしまうようで
使いませんでした

さて、このような作品制作で、
大抵私はプラスアルファで
手持ちの花材を追加し、
「全然テキストと違う」ものを
作って楽しんでいます💦

今回、予想通り
花材の色味がダークシック
もっと可愛くしたい😍
何をプラスすれば可愛くなるの?
今回は難しかった💦です

☆胡蝶蘭をグリッタースプレーで
キラキラにする
☆キラキラのクリスタルピックをプラスする

そして
☆パープルピンクグラデーションの小ぶりの
ローズをプラスする

こんな風にしてみました



デザイン自体は
オーソドックスです

フレームのレリーフ模様を生かすこと
パープルピンクのローズで可愛さをプラスすること
フレームの長方形の形を綺麗に見せること

何度も花材配置をし直して
やっとこれで
部屋に飾っても
違和感ないかなぁという感じに落ち着きました

今回はホントに難しかったです💦

さあ、この花材セットを注文された皆様
お楽しみにしていてくださいね😁
結構悩みますから〜😆






コメント
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