フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2021年 今週のレッスン 7月13日~7月16日 コウン、フリーセント

2021年07月24日 | フラワーアレンジメント
今週は基本形のレッスン週です

Basic:  コウン
Gradually:  ヴイシェープ
Professional:  フリーセント

初級の「コウン」つまり円錐は
底面の直径に対して
かなり高さを出した
細長いシルエットです
横幅を抑えて高さを強調するデザインは
花材の長さと角度の変化に
要注意!です
作品の下半分辺りは
比較的花材を挿しやすいので
花材が集中しモリモリになりがち

 上半分は花材が挿しにくく
極端に花材の密度が
薄くなりやすいのです

正面からみたアウトラインも
二等辺三角形となるため
左右の輪郭線は直線なのですが…
う〜ん、なかなかここが
直線にはならず
外側に膨らみ傾向となるのです

レッスン花材は
見た目可愛らしい花や、
極端に大きな花があったりして
実はとても作りにくい場合が多いので、
皆さん大変苦心されていますが
初めて作る場合は
とにかく輪郭線に気をつけて
制作してみてください

中級の「ヴィシェープ」は今回参加者が
いらっしゃいませんでした

さて
上級の「フリーセント」
この形は一年に2~3回は
カリキュラムとして登場します
「流れ」を表現するこの形は
エレガントで
華やか
そしてそのシルエットが美しい😍
と、レッスン参加の生徒さんが大変多いのです

この「フリーセント」を美しく作る
ポイントは
「流れ」の方向性を決めて
花材がその「流れ」に向かっていくように
配置する事です

また、もうひとつ気をつけてる事があります
正面から見ると
花材配置も
適切に出来ているように見えるのに、
側面から見たときに
「え!」
側面から見たときに立体感が無い!のです
花材を短く切りすぎてしまい
側面から見た時に
「ぺったんこ」の斜面になる方が
とても多いのです

この形に限らず
作品を作るときは常にあらゆる角度から
作品を見て確認する事が
重要です



















































今週は
ひまわりのラウンドが作りたい
と、体験花材で
参加された方がいらっしゃいました












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする