フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

ほおずき

2016年08月10日 | フーちゃん作品

今週の月曜日から始まった特別カリキュラム「ほおずき」のアレンジメントレッスンも
今日の午前中で無事終わりました

各教室ともとても大きくて立派な「ほおずき」が入り、それぞれ思い思いの作品が完成

私も一つ作ってみることにしました




大輪の白いアナスタシア2輪
黄色いLAゆり(小ぶり)2本
クッカバラ4枚
白いリンドウ2本
赤いスプレーカーネー2本
えんじ色のスプレーマム1本
ソリダゴ

アシンメトリーのアウトライン
私が作る作品としては比較的小ぶりのサイズです

4枚のクッカバラ
葉先の向きが難しいですね💦
葉先で流れを感じるように配置し、右側のみレザーファンを入れてみました

白いリンドウはデザインの左側
赤いスプレーカーネはデザインの右側にグルーピングです

ほおずきがとても大きくてボリューム満点
この夏の時期にだけしか楽しめない花材ですね〜(^_^)

左側は



右側は




アナスタシアが大変大きく、真っ白でしたので
その周りの花材はかなり低めに高さの変化をつけて配置しています





さて、ほおずきといえば... 

先日、娘が会社の友達と花火を見に行くのに、浴衣を着ていきたいということで
美容院で着付けをしてもらいました

もちろん、ヘアーもセット

その時の髪飾りが「ほおずき」のかんざしでした

私がその昔の若い頃、一度だけつけたかんざしです
娘に髪飾りをどうしようと相談された時に、そのかんざしを見せると
「カッコイイ〜! これ、貸して、これにするわ」と

かれこれ30年ぐらい前のかんざしです(^^;;
その時は、自分に娘ができて、その娘がこのかんざしをつけるなんて思いもしませんよね

大事に取っておいてよかった(^_^)



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2016年 今週のレッスン 8月8日〜8月10日 グランドチェリー 〜ほおずき〜

2016年08月09日 | 今週のレッスン

今週後半からお盆のお休みになる方が多いのではないでしょうか

私のアレンジメント教室も11日から17日まで1週間レッスンをお休みにします
そのお盆のお休み前の3日間限定のレッスンカリキュラムが、「ほおずき」を花材に用いたデザインです

私がアレンジメント教室をするようになっておそらく「ほおずき」を花材として使うデザインは初めて💕

子供の頃、ほおずきの実で遊んだ思い出が蘇って、とても懐かしい気持ちになりました
(こんな事を言うと、年代がバレてしまいますね💦)

赤から朱、そして黄色、と鮮やかな色、また、提灯のようにぶら下がった実が大変可愛らしいほおずき

アレンジメントのデザインの中で、とても存在感のある素材です

今回のアレンジメントでは、
テキスト参考作品に使用されている花材が教室によってかなり異なっておりました

例えば、初日の教室ではグリーンが「レザーファンとクッカバラ」
2日目の教室では「ユーカリとマルバルスカス、パンパスグラス」といった具合です

ですので、今回は生徒さんそれぞれにデザインをお任せして、自由に作っていただきました

いろいろな作品が出来上がり、とても楽しいレッスンになりました










































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パンパスグラスとアレカヤシでエルシェープ

2016年08月07日 | フーちゃん作品

8月になり、連日の猛暑
毎日35〜37度という、厳しい暑さが続いていますね;(ó﹏ò。)

私の家では、年間を通して生花のアレンジメントが途切れる事は滅多にないのですが、
さすがに今年の夏はこの暑さのせいか、
アレンジメントの持ちが悪く、
この数日は全くアレンジメントを作りませんでした💦

レッスンカリキュラム自体がアーティフィシャルフラワーだったり、
また、プリザーブドフラワーの作品を作ったりと、生花アレンジメントを私自身が避けていました(笑)

でも、やっぱり暑くても生のお花が欲しいなぁ〜〜
お玄関がなんだか間が抜けた感じなのです(^^;;


今日、買い物に出たついでにお花屋さんを覗いて、パンパスグラスが出ていたので買ってきました

ちょうどいけばなコースのカリキュラムで
パンパスグラスを使った基本形の
「エルシェープ」を生徒さん達が制作していたのを思い出したのです



まだ若い花序で、薄い黄緑色
とても涼しげに見えました

そうだ、私も作っちゃおう!

パンパスグラスの花序がとても長くて立派でしたので、これに合うようなサイズの花やグリーンを探しました

アレカヤシ
やらかい黄色のオリエンタルユリ
暑いので、ピンクや赤系の花は使わず、
白のトルコキキョウと白と水色のリンドウ、
そして紫色のアスター

こんな風になりました



今日は敢えて開花しているユリを選んで購入
このサイズでユリが開花していないと、全く間抜けな感じになってしまいますもの(^^;;

この作品はいけばなとしてではなく、フォームをいれてアレンジメントで作っています

アレカヤシは主軸や葉が柔らかくしなやかなので、Lの水平ラインを直線の如く表現するのは無理です

逆に葉の柔らかいしなやかなさを生かしつつ、だらしなくならないように挿す時の角度には気をつけています

上から見るとこんな感じです




アレカヤシ3枚を1枚はそのまま、後の2枚は切り分けて使用しています



ユリも3輪を全て切り分けています
とても大きなオリエンタルユリで、直径は20センチ程ありました

ユリの花の下の方にも、カバーリングを兼ねてリンドウやアスターを短くして配置しています




パンパスグラスの花序がパラパラとほぐれている様子や
アレカヤシの葉の透け感が夏の暑さを忘れさせてくれます

高さ 花器口から95センチ
幅 110センチ
奥行 65センチ



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てんとう虫のハッピートピアリー

2016年08月05日 | フーちゃん作品

8月のプリザーブドフラワーコースのカリキュラムデザインは
「てんとう虫のハッピートピアリー」

トピアリー型のアレンジメントは個人的にもとても好きな形
コロンと丸くて、置き場所もそれほど面積を必要とせず、
とても可愛らしいアレンジです

早速作りました
材料はこちら




まずは花器の中にドライフォームを入れます
また、トピアリー部分の土台は球形になるように自分でフォームをカットしていきます

カッターでザクザクとカットしていきます



ある程度丸くなってきたらそのあとは手を使って丸みを整えると綺麗にできますよ^_−☆



この球体のフォームにシナモンスティックを刺し、幹にします

それから花器の方のフォームにシナモンスティックを挿して土台完成です



この時、花器の真上に球体のフォームが位置しているかを
必ず真上から確認します

真上から見たところがこちら



球体と下の花器がちょうど重なっているので、花器が見えません

花器の部分のドライフォームのカバーリング、
そして球体の方のドライフォームのカバーリングをモスで行っておきます



ここまで出来たら、あとはいつものように、花材のワイヤリング、テーピング、そして、プリバラの開花処理を行っていきます

そのあとはトピアリー部分が丸くなるように花材を挿すだけです

完成するとこんな風になりました



テキスト参考作品よりはトピアリー部分が少し大きいです
この丸い部分、直径は14センチ



隣あう花材の色が同じにならないように工夫しましょう

また、360度、どこから見ても丸く見えるように、あらゆる角度から確認しましょう

真上から


左側面



右側面



後ろ側面



そして、花器口辺り




テキスト参考作品とは違うようにしてみました

リボンの色を変えたり、あるいはプリバラの色も変えて、オンリーワンの作品の完成です















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エコロジーフラワー

2016年08月03日 | フーちゃん作品

今週のレッスンカリキュラム「エコロジーフラワー」
光触媒加工を施したアーティフィシャルフラワーを使ったアレンジメントです

今回のデザインはモダンで色合いもしつこくなく涼しげ

テキストを見て、作りたいなぁ💕っと思えるデザインでしたので
私も早速昨日の夜作りました

手持ちのアーティフィシャルフラワーも加えて、テキスト参考作品よりは少し豪華にしてみました(^_^)




花器の中と上部の2箇所に土台となるフォームを配置しています

花器の方は縁から1センチほど高くフォームを出します

上部は厚み3〜4センチ、8センチx15センチほどのフォームを面取りして少し楕円形のようにしています

枝物を上部が少し放射状に広がるように挿し、その枝物の上に上部のフォームを刺し、固定しているのです

ジュートファイバーでフォームのカバーリングするのですが、
その際、フンワリと空気を含んだようにカバーリングすることが一つのポイントです

ワイヤーのUピンでジュートファイバーを留める時に、注意が必要です

花材を配置した後にジュートファイバーのフワフワ感がつぶれないように気をつけます



片面構成ですが、後ろの方にも出来る限り花材は配置するようにしています

右側から見ると



左側から見ると



下部の花器口部分



このピンク色で2つずつ左右にある花が手持ちのアーティフィシャルで「アストランティア」です
また、ユーカリのピックも元々の花材のグリーンではなく、薄いパープルの色のものに変更しています



花材は全体としては短めにしますが、フォームに挿す時に深く挿しすぎないように、
あくまでもフワット感が感じられるようにするといいと思います



花器の奥行きの割に、高さのある作品です

制作する際は前倒れになりそうな印象にならないように、

必ず横から見てバランスの確認をしましょう



高さ:32センチ(花器口から)
横幅:25センチ(上部)
奥ゆき:18センチ(上部)




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