フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2017年 11月のいけばなコース フリーデザイン フローラルレイヤー / 高峻

2017年11月13日 | いけばなコース

Flexible : フローラルレイヤー
Advanced : 高峻

フローラルレイヤーの「レイヤー」とは「層」のこと
タニワタリ2枚で大きなループが2層になるようなフレームを作ります

そこへパープル系の花材をゆったりと配置していきます
タニワタリは葉面の面積が広いので、層を作る際に、葉面があまり真正面に来ないように、向きを考えましょう

数本の花材をタニワタリの歯に穴をあけ、茎を貫通させて花器へ配置すると、タニワタリの葉から花が咲いているようにみえますね(^^)


高峻
あまり聞きなれない言葉かも知れませんね💧
「高くて険しいこと」という意味です

今回の中級デザインは、斬新で独創的です
花材の観葉植物のクロトンやドラセナコンパクタ
大変特徴的な柄や形をしています

そこに更にピンクッションをプラス
それぞれ主張の強い花材同士を
一つのデザインの中に上手く取込み、一つ作品になっても、それぞれの存在が引き出されています

大変モダンなデザインです

























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小さなツリーに飾り付 ~"ノエル" プリザーブドフラワー~

2017年11月11日 | フーちゃん作品


11月のプリザーブドフラワーコース

前半のプライマリーカリキュラムが「ノエル」

クリアドームの中に小さなクリスマスツリーを
セットした、とても可愛らしい作品です

あまりに可愛すぎて
実は作る予定をしていなかった私・・・

でも、生徒さんたちが作った作品を見て
「カワイイ!」

なんというか、清楚で、品があり
派手な雰囲気を感じない作品

気が変わって今日の教室で花材注文をし、
作ってみました



何てカワイイ😍!

私はこの作品を実家の母にプレゼントする予定なので、いつものように少し花材を増やし
ちょっと豪華にしました

プラスしたのは赤いプリバラ1輪
ミニツガのレッドラメア
ゴールドのパクリ

ワイヤリングしているのは一番下の
赤いプリバラと、その右にある白いバラ

その他はぜーんぶグルーでつけました

ドームにはリボンと中央の結び目のところに
ベルやミニツガをレイアウト




リボンも少しカールさせています

ちょっと2~3日かざってから、実家にもっていこうかなー(๑•᎑•๑)♬*゜



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キレイに魅せる交差 ~ユーバーシュナイダデント~

2017年11月09日 | フーちゃん作品

ユーバーシュナイデント

花材の茎の交差を魅せるデザイン

今週のプロフェッショナルコースのカリキュラムです

輪郭がある程度決まっている形を作るのは
練習を重ねれば出来るようになりますが、

今回のように、その時の花材1本1本をよく見極め

適材適所に花材を配置して

いかに茎と茎の交差を美しく魅せるかという作品は、同じものなど2度と作れないものなのです

テキストの参考デザインは
あくまで参考です

自分の花材で
「交差」を
自分の作品の中で表現すれば良いのです


教室レッスンに参加された生徒さんの作品

それぞれに花材の捉え方が違っていて
大変興味深く、
また、「なるほど〜」「そうきたか~!」(笑)
と感心します(^^)

初めて作る時、本当に難しいと思いますが

1本花材を手に取り
どうしたらその花材が作品の中で生きるのか
よく観察してみて下さいね(^_-)




花材の種類と本数を少し変えて
作りました(*ˊૢᵕˋૢ*)

グロリオサは3本使っています
サイズもテキスト参考サイズのほぼ2倍はあります

赤ドラセナの葉は面が広く、線を表現しにくいですね

少しの傾きの違いで
葉の色の見える面積がとても違ってきます

また、色が他のかざいの茎よりも濃いので
作品全体の中で、とても目立ちます

左右対称にならないように
長さ、向き、角度
気をつけましょう

グロリオサ
枝分かれして花か咲いています

上の方はまだツボミ
主軸の先端にツボミをつけて
少し長い茎を取ると
結構面白い線が表現できますね

他の花材と被らなければ
葉を付けていても構いませんが
あくまでもキレイに見せられるものにしましょう










スチールグラス

ループに入れるものと先端を流すもの
両方入れると、キレイですよ(^_-)














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2017年 今週のレッスン ホリゾンタルホガース / ユーバーシュナイダデント

2017年11月08日 | 今週のレッスン

今週は基本形のレッスンです

Basic : ダイアモンド
Gradually : ホリゾンタルホガース
Professional : ユーバーシュナイダデント

Basic のダイアモンドは
検定試験でも出題頻度の高い形です

ホリゾンタルを裏側にもう一つ作った形
真上から見ると菱形
正面から見ると緩やかな小山状

つまり、輪郭線が直線と曲線でできる形ですが、
できる面は曲面

採点するポイントがたくさんある形なのです(笑)

Gradually のホリゾンタルホガース
こちらはS字の先端を引っ張って
長くのばしたような形です

両先端が細くなりますので、そこを最初の段階で
少し作って置いた方が後々楽です

基本形はとにかく輪郭が大事です

輪郭線を美しく作りましょう

Professional のユーバーシュナイダデント
花材同士の「交差」を表現します

1歩間違えば
鬱蒼とした印象になります

花材の茎の流れを美しく魅せる
花材の茎同士が交差している様子をキレイに魅せる
もちろん、花の位置も重要ですね

枝分かれしている花材や葉のたくさん付いているかざいは
当然整理する必要があります

ところで
プロフェッショナルコースの基本形には
「こういう形をつくりましょう」
と、いうような
見た目が明確に決められているデザインは
ありません!

「交差を表す」
「絡まりを表す」
「流れを表す」
「植生感を表す」などなど・・・

難しく感じてしまいがち💧

でも、レッスンだからこそ
チャレンジできる基本形だと思います

臆せず、やって見てくださいね(๑•᎑•๑)♬*゜























































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2017年 11月のいけばなコース 基本形 ヴァーティカル/ フォーマルリニアール

2017年11月06日 | いけばなコース

11月の基本形レッスンです

初級はヴァーティカル

花材が上へ上へと伸びて行くような印象を受けるように、
垂直ラインを意識して配置します

花がぶつかってはダメ

長さと微妙角度調節が必要です

横幅もあまり出さないようにしましょう

中級はフォーマルリニアール

花器口周辺は花材の塊を
その塊からコントラストのはっきりとした線を出します

セッカエニシダやアスパラの面白い動きを魅せましょう


























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