ネットで何気にいろいろと調べものしていましたら、古谷経衡(ふるや つねひら)さんという人が偶然ヒットしてきました
この人が私にとって大変興味深い記事を書いているので、何気に読んでみました。この人は作家さんだそうです
この人が最近、ウクライナ問題で何度も動画を上げている馬渕睦夫元ウクライナ大使を非難しているのですが
読んでいると、頭が痛くなるような文章でした。。。まあ、馬淵大使の言ってることを「そんなことあるわけない」「妄想」
と、最初からレッテルを貼ってから否定にかかっています
馬渕元大使は、出してくる情報の根拠をすべて「公開情報」から抜き出して提示される方です
なので、決して根拠のないものではないのですが、頭から「陰謀論者」とのレッテル張りから論を展開してくる姿勢には
作家としての大切な、真摯な姿勢に欠けているのではないかと、本当に思ってしまいます
では、彼が実際何を言っているのか?見てみましょう
古谷氏「そもそもまずDS(ディープステート)なるものは存在しない。」
そりゃそうでしょう、それは文献を調べても出てくるわけがありません、そもそも組織名ではないのですから、ですが、文献にないからすべて否定できるわけではありません、結局、頭から否定しているわけですが
古谷氏「次にネオコンだが、一般的には新保守主義と訳されるが、この動画の中での明確な定義はない。」
まあ、もう少しネオコンに触れてもいいと思うのですが、ネオコンとはネオ・コンサーバティブ、私の理解では新保守主義の中心はアメリカの共和党系の人で、特に軍産複合体と言われる軍事産業に関連している保守系とみられる人をネオコンというのだと理解しています。なので、DSとネオコンは少し枠組みが違っていて、DSの中にネオコンが存在している、ということかと思います。特にアメリカでもブッシュ家の人がネオコン系であり、昨今では軍事産業に関わっていれば民主党でもネオコンと表記する人もいます。
古谷氏「アゾフ大隊は当時、親露派と戦う義勇部隊として確かに存在し、現在はウクライナ軍の一部となっている。当時アゾフ大隊がナチスを彷彿とさせる紋章類を使用していたことは事実である。
が、彼らがロシア人を虐殺したという事実は立証されていない。OSCEが立ち会って、虐殺と認定した事実もない。」
ウクライナのネオナチ組織の出自は元々ステパン・パンデラという人で、この人は過激なウクライナ民族主義の人でした。この人の流れをくむウクライナの極右勢力が存在するのは報道でも知られていることで、それがネオナチとして残っているわけですが、このウクライナのネオナチは基本的に反ユダヤではなく反ロシア民族です。この極右勢力がウクライナ東部でロシア民族を殺していることはきちんと数字も示された根拠のあるものです。殺されたロシア人の数は14000人です。古谷氏は権威ある組織が認定しないと「虐殺はなかった」ことになるらしい。。。だったら、公式に認められなければ何をやってもいいということなのでしょうか?
DSについてはこのような記述もあります
古谷氏「だから馬渕氏は執拗に、ジョージ・ソロス、コロモイスキー、ロスチャイルドといったユダヤ系を引き合いに出している。しかしネオコンの代表的政治家と目される人々は当然だがユダヤ系とは限らない。そもそも何を以て馬渕氏が「ユダヤ系」としているのか、よく分からない。そして馬渕氏はDSの中にオバマ元大統領を含ませているが、オバマ氏がユダヤ系でないことは書くまでもないだろう。何から何まで、よく分からない。」
またまた勉強不足かな?と思われる。ディープステートはユダヤ系でもユダヤ人を自称する人たちが中心になっていることは事実だが、お金の流れ、政治的なつながりなど、非ユダヤ人もつらなる大きく緩やかな権力構造の事であり、アメリカの官僚組織やEUの官僚組織などもおおむねDSの影響下にある。よく分からないのなら勉強すればいいと思うのですがね。DSがなぜユダヤ系として引き合いに出されるかというと、近代ヨーロッパの貨幣システムの発達とともに銀行家として大きな影響力を持ってきたのがユダヤ系が中心であるからで、その中心がロスチャイルド家だということです。結局、ロスチャイルドがイギリスのシティで英国ポンドの通貨発行権を握り、アメリカでドルの発行権を握ったことが巨大な権力構造を作った根本にあるわけですが、古谷氏はこれをきちんと理解していないということがうかがえます。結局、彼の言うように「表で証明されている事しか事実と認定しない」、ということであっては、たとえ真実がどこにあったとしても、公式に認められることがない限り永遠に判明することは無いということですね。結局は古谷氏も、真実を追求し議論しようとしている人を「証拠がない」として頭から否定し最初から議論の外に置こうとしている「狭量な人」ということになるのでしょうか
古谷氏「馬渕氏にも、それに賛同する出演者にも、そしてこれらの動画を根拠とする人々にも、必ずと言ってよい共通点があることは、もうお分かりいただけたと思う。それは深刻な既存の大手マスメディアに対する不信感である。」
つまり、最初から「既存の大手メディアに対する不信感があるので、最初から先入観を持ってみているのだ」ということを言っているのです
もうね。。。それが根拠ですか?
古谷氏「文字起こしの部分にはないが、馬渕氏は産経新聞社の雑誌『正論』にも、この手の趣旨の原稿を書いて一度はボツになった、と語っている(結局、修正ののち掲載されたようである)。根拠がないから一度は編集部が掲載を見送ったのではないだろうか。馬渕氏の世界観では、産経新聞もDSの潜在的影響下のキワにあるという考えなのだろうか。よく分からない。」
またも推論による非難である、個別具体的な事例を挙げて、それが真実に反すると否定するならまだしも、「お前、ちゃんと否定の論拠を示してから批判しろよ」と言いたくなります。結局、馬渕大使の「どこが間違っているのか?」については聞けずじまいです
古谷氏「世界は巨大な権力組織に支配されており、それが真実を人々に伝えようとせず妨害している。つまり真実は巨大な何かによって遮蔽されており、彼らの洗脳から目覚めたときに本当の真実に対して覚醒する―。ネットで真実を知ったとして、極端な排外主義に走るネット保守が、ゼロ年代から盛んに口にしたこの世界観を、私は『マトリックス史観』と名づけている。」
この自分の価値観で「相手もそうなのだろう」という推論による決めつけが、正直「幼稚な思考回路だな」、と思うわけですが、彼の頭の中では「巨大な権力を持つ秘密結社が我々を支配している、という誇大妄想を持つ人たち」と考えているのだろうか?
馬渕大使の言葉をよく聞いたらそんな答えにはなりませんが?
DS(ディープステート)というのは、他に適当な言葉がないからこそ、そういう表現になっているわけで、別に特定の組織が存在するわけじゃあありません。しかし、一部の人間が、なぜそれほど巨大な権力を持っているのか?その権力の発生源については、様々な歴史文献などから読み取ることができるわけで、きちんと順を追って調べていけば、それが、最初はオランダあたりから始まった金融資本家による「通貨発行権の独占」と密接な関係があることが分かるわけですが、そこまで調べるだけの知識も思考能力もないのかもしれません
古谷氏「人工生命体をDSおよびその影響下にある既存の大メディア、仮想現実をDSの洗脳が見せている世界、真実の世界をネットの動画や情報、に置き換えれば、彼らの世界観はそのまま映画『マトリックス』の筋書きと瓜二つだからだ。」
ここまでくるともはや意味不明です(笑)ちゃんと馬渕大使の言っていることが嘘であり妄想であるということを「根拠を示して」説明したらいかがか?
古谷氏「真実は巨大な何かによって遮蔽されており、真実を知るためにその洗脳から抜け出さなればならない―、という発想は、根本的な常識や基礎教養が無い人々にあっという間に伝播しやすい。仮に応分の知識がなくとも、こうした陰謀論が如何に矛盾しているか、動物的直観で分かるはずである。」
私は作家ではないので、文章は下手ですが、この古谷氏の言葉を聞いて「幼稚な人だな」と思うのは私だけでしょうか?ウクライナ大使を務めて外交官として長年の経験を持つ人を「根本的な常識や基礎教養がない人」扱いするのはいかがなものか?もし、馬渕大使は別というのであれば、頭の弱い常識や基礎教養のない人を馬渕大使が意図的に扇動しているとでも言うのだろうか?どちらにしても、この決めつけ、断定は許しがたく、自分の常識のなさを疑った方がいいレベルだと私は思います
最後にはグラハムハンコックの「神々の指紋」を引き合いに出し、自説のピラミッドの起源説を補うために色々なことを証拠としてこねくり回している、馬渕氏もその手合いだろうと揶揄しています。まあ、勝手にすればいいが、この古谷氏の馬渕大使批判では、具体的な論拠を上げた批判が一切出てこない。。。最初から「陰謀論」だと決めつけて馬鹿にするような論調である。
これで本当に文章で飯を食っている作家なのか?きちんと事実関係を調べてから書かないと、いらぬ恥をかくのは自分だと思うのだが。。。
皆さんはどう思いますか?これ酷くないですか?↓
ヤフーニュース
この人が私にとって大変興味深い記事を書いているので、何気に読んでみました。この人は作家さんだそうです
この人が最近、ウクライナ問題で何度も動画を上げている馬渕睦夫元ウクライナ大使を非難しているのですが
読んでいると、頭が痛くなるような文章でした。。。まあ、馬淵大使の言ってることを「そんなことあるわけない」「妄想」
と、最初からレッテルを貼ってから否定にかかっています
馬渕元大使は、出してくる情報の根拠をすべて「公開情報」から抜き出して提示される方です
なので、決して根拠のないものではないのですが、頭から「陰謀論者」とのレッテル張りから論を展開してくる姿勢には
作家としての大切な、真摯な姿勢に欠けているのではないかと、本当に思ってしまいます
では、彼が実際何を言っているのか?見てみましょう
古谷氏「そもそもまずDS(ディープステート)なるものは存在しない。」
そりゃそうでしょう、それは文献を調べても出てくるわけがありません、そもそも組織名ではないのですから、ですが、文献にないからすべて否定できるわけではありません、結局、頭から否定しているわけですが
古谷氏「次にネオコンだが、一般的には新保守主義と訳されるが、この動画の中での明確な定義はない。」
まあ、もう少しネオコンに触れてもいいと思うのですが、ネオコンとはネオ・コンサーバティブ、私の理解では新保守主義の中心はアメリカの共和党系の人で、特に軍産複合体と言われる軍事産業に関連している保守系とみられる人をネオコンというのだと理解しています。なので、DSとネオコンは少し枠組みが違っていて、DSの中にネオコンが存在している、ということかと思います。特にアメリカでもブッシュ家の人がネオコン系であり、昨今では軍事産業に関わっていれば民主党でもネオコンと表記する人もいます。
古谷氏「アゾフ大隊は当時、親露派と戦う義勇部隊として確かに存在し、現在はウクライナ軍の一部となっている。当時アゾフ大隊がナチスを彷彿とさせる紋章類を使用していたことは事実である。
が、彼らがロシア人を虐殺したという事実は立証されていない。OSCEが立ち会って、虐殺と認定した事実もない。」
ウクライナのネオナチ組織の出自は元々ステパン・パンデラという人で、この人は過激なウクライナ民族主義の人でした。この人の流れをくむウクライナの極右勢力が存在するのは報道でも知られていることで、それがネオナチとして残っているわけですが、このウクライナのネオナチは基本的に反ユダヤではなく反ロシア民族です。この極右勢力がウクライナ東部でロシア民族を殺していることはきちんと数字も示された根拠のあるものです。殺されたロシア人の数は14000人です。古谷氏は権威ある組織が認定しないと「虐殺はなかった」ことになるらしい。。。だったら、公式に認められなければ何をやってもいいということなのでしょうか?
DSについてはこのような記述もあります
古谷氏「だから馬渕氏は執拗に、ジョージ・ソロス、コロモイスキー、ロスチャイルドといったユダヤ系を引き合いに出している。しかしネオコンの代表的政治家と目される人々は当然だがユダヤ系とは限らない。そもそも何を以て馬渕氏が「ユダヤ系」としているのか、よく分からない。そして馬渕氏はDSの中にオバマ元大統領を含ませているが、オバマ氏がユダヤ系でないことは書くまでもないだろう。何から何まで、よく分からない。」
またまた勉強不足かな?と思われる。ディープステートはユダヤ系でもユダヤ人を自称する人たちが中心になっていることは事実だが、お金の流れ、政治的なつながりなど、非ユダヤ人もつらなる大きく緩やかな権力構造の事であり、アメリカの官僚組織やEUの官僚組織などもおおむねDSの影響下にある。よく分からないのなら勉強すればいいと思うのですがね。DSがなぜユダヤ系として引き合いに出されるかというと、近代ヨーロッパの貨幣システムの発達とともに銀行家として大きな影響力を持ってきたのがユダヤ系が中心であるからで、その中心がロスチャイルド家だということです。結局、ロスチャイルドがイギリスのシティで英国ポンドの通貨発行権を握り、アメリカでドルの発行権を握ったことが巨大な権力構造を作った根本にあるわけですが、古谷氏はこれをきちんと理解していないということがうかがえます。結局、彼の言うように「表で証明されている事しか事実と認定しない」、ということであっては、たとえ真実がどこにあったとしても、公式に認められることがない限り永遠に判明することは無いということですね。結局は古谷氏も、真実を追求し議論しようとしている人を「証拠がない」として頭から否定し最初から議論の外に置こうとしている「狭量な人」ということになるのでしょうか
古谷氏「馬渕氏にも、それに賛同する出演者にも、そしてこれらの動画を根拠とする人々にも、必ずと言ってよい共通点があることは、もうお分かりいただけたと思う。それは深刻な既存の大手マスメディアに対する不信感である。」
つまり、最初から「既存の大手メディアに対する不信感があるので、最初から先入観を持ってみているのだ」ということを言っているのです
もうね。。。それが根拠ですか?
古谷氏「文字起こしの部分にはないが、馬渕氏は産経新聞社の雑誌『正論』にも、この手の趣旨の原稿を書いて一度はボツになった、と語っている(結局、修正ののち掲載されたようである)。根拠がないから一度は編集部が掲載を見送ったのではないだろうか。馬渕氏の世界観では、産経新聞もDSの潜在的影響下のキワにあるという考えなのだろうか。よく分からない。」
またも推論による非難である、個別具体的な事例を挙げて、それが真実に反すると否定するならまだしも、「お前、ちゃんと否定の論拠を示してから批判しろよ」と言いたくなります。結局、馬渕大使の「どこが間違っているのか?」については聞けずじまいです
古谷氏「世界は巨大な権力組織に支配されており、それが真実を人々に伝えようとせず妨害している。つまり真実は巨大な何かによって遮蔽されており、彼らの洗脳から目覚めたときに本当の真実に対して覚醒する―。ネットで真実を知ったとして、極端な排外主義に走るネット保守が、ゼロ年代から盛んに口にしたこの世界観を、私は『マトリックス史観』と名づけている。」
この自分の価値観で「相手もそうなのだろう」という推論による決めつけが、正直「幼稚な思考回路だな」、と思うわけですが、彼の頭の中では「巨大な権力を持つ秘密結社が我々を支配している、という誇大妄想を持つ人たち」と考えているのだろうか?
馬渕大使の言葉をよく聞いたらそんな答えにはなりませんが?
DS(ディープステート)というのは、他に適当な言葉がないからこそ、そういう表現になっているわけで、別に特定の組織が存在するわけじゃあありません。しかし、一部の人間が、なぜそれほど巨大な権力を持っているのか?その権力の発生源については、様々な歴史文献などから読み取ることができるわけで、きちんと順を追って調べていけば、それが、最初はオランダあたりから始まった金融資本家による「通貨発行権の独占」と密接な関係があることが分かるわけですが、そこまで調べるだけの知識も思考能力もないのかもしれません
古谷氏「人工生命体をDSおよびその影響下にある既存の大メディア、仮想現実をDSの洗脳が見せている世界、真実の世界をネットの動画や情報、に置き換えれば、彼らの世界観はそのまま映画『マトリックス』の筋書きと瓜二つだからだ。」
ここまでくるともはや意味不明です(笑)ちゃんと馬渕大使の言っていることが嘘であり妄想であるということを「根拠を示して」説明したらいかがか?
古谷氏「真実は巨大な何かによって遮蔽されており、真実を知るためにその洗脳から抜け出さなればならない―、という発想は、根本的な常識や基礎教養が無い人々にあっという間に伝播しやすい。仮に応分の知識がなくとも、こうした陰謀論が如何に矛盾しているか、動物的直観で分かるはずである。」
私は作家ではないので、文章は下手ですが、この古谷氏の言葉を聞いて「幼稚な人だな」と思うのは私だけでしょうか?ウクライナ大使を務めて外交官として長年の経験を持つ人を「根本的な常識や基礎教養がない人」扱いするのはいかがなものか?もし、馬渕大使は別というのであれば、頭の弱い常識や基礎教養のない人を馬渕大使が意図的に扇動しているとでも言うのだろうか?どちらにしても、この決めつけ、断定は許しがたく、自分の常識のなさを疑った方がいいレベルだと私は思います
最後にはグラハムハンコックの「神々の指紋」を引き合いに出し、自説のピラミッドの起源説を補うために色々なことを証拠としてこねくり回している、馬渕氏もその手合いだろうと揶揄しています。まあ、勝手にすればいいが、この古谷氏の馬渕大使批判では、具体的な論拠を上げた批判が一切出てこない。。。最初から「陰謀論」だと決めつけて馬鹿にするような論調である。
これで本当に文章で飯を食っている作家なのか?きちんと事実関係を調べてから書かないと、いらぬ恥をかくのは自分だと思うのだが。。。
皆さんはどう思いますか?これ酷くないですか?↓
ヤフーニュース
この人、高校生の時から 少し頭がおかしいようですね。
コメントありがとうございます
馬渕さんは、言葉の端々にすごく教養の重みを感じますね。この人や、人気ユーチューバーのKAZUYA氏なども馬渕大臣についてあまりよくないコメントをしていましたが、残念ながら、彼らに共通するのは「勉強不足」だと感じます。言葉の端々にそれが出るんですよね。。恐ろしいものです
どうもありがとうございます。すごく励みになります
私自身もそうなのですが、勉強不足、特に紙媒体の内容の深い書籍を読まないと、心の井戸が枯れてくるという経験をします。
KAZUYA氏の最近の動画を見ていると、完全に井戸が枯れてしまっていて、ただ情報だけインプットして、自分で十分な練り込みをせずに発信している。だから内容が薄いんだと思います。私もそんなことにならないよう、心の練り込みに精進して日記を書き綴っていきますので、今後ともよろしくお願いいたします