絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

懇談

2008年06月26日 01時21分00秒 | Weblog
先日、子どもの懇談会があった。
と言っても学校ではなく「塾」のである。

いかな私でもだんだんと世の中のことがわかってきて
学校の先生でも塾の先生でも、親の自分以上に子どものことを
考えてくれる人間などいないということに気がついた。
いままではある種「夢をみて」いたのかもしれないなどとも思う。
先生は親身になって子どものことを考える職業であるという夢を。

「夢」から醒めたいま、懇談では何を話せばいいのだろう?
成績のこと?学習方法のこと?人間性について?
短い時間しか接してない塾の先生と何を話せばよかったのだろう。
自分の場合子どもの直さなければいけないところなんか
いまさら言われなくてもじゅうじゅうわかっている。
学習方法なんて「ここがいけません」は耳にタコができるほど言っている。
そうじゃなくて、塾は親の出来ない部分を「他者として」
客観的に指導できるところに意味があるのではないのか?
「こうした方がいいですね~」じゃ、なんのためにお金払っているのか
わからない。。。勉強するのは子ども自身だから。
親の与えきれないよい刺激を与えるのが塾の意味ではないのだろうか。

それにしても、子どもの教育費って終わりがない。。。
「自力」でやってくだされ~~~
(いつまで続くんだ~~~)

二度目紹介記事

2008年06月26日 00時50分30秒 | 
そうか、もう君はいないのか
城山三郎
新潮社

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姉がうちまでわざわざもって来てくれたので、さっそく読んだ。
あっという間に読んでしまった。
城山三郎が名古屋出身とは知らなかった。
(というより城山三郎自身のことをよく知らない)
過ぎ去った昔を書くとき、人はどれくらい事実に迫れるのだろうか・・・
自分のロマンチックを乗り越えるのか、はたまたそれに飲み込まれるのか。
娘さんのあとがきを読んでやっと本編が「フィクション」ではないことを
納得した。

そして、「仲の良い夫婦の最後」について考えてみたが
まったく想像がつかない。想像を絶している。
うちの場合、もしどちらかがいなくなったら
のこったものは「溌剌元気」になるような気がする。。。
(不遜な感想でした)